アメリカに世界最大級の「ZEB」が誕生!……って「ZEB」とは?

アメリカに拠点を構えるバイオテクノロジー企業「United Therapeutics」はメリーランド州シルバースプリングに世界最大級の「ZEB」を本社として建造。

「ZEB」とは「Net Zero Energy Building」の略であり、建物内で使用される正味のエネルギー量が0を下回る建物を指す。さまざまな工夫で建物全体を省エネ化し、太陽光発電などでエネルギーを生産。実質的に消費するエネルギーより発電するエネルギーの方が大きくなるという、今、世界中から注目を集めている建築だ。

約3800坪に及ぶ巨大な本社「the Unisphere」は、都市の抱えるさまざまな問題を乗り越え、CO2の排出が0となる持続可能な建物として建てられた。建物で使用されるすべてのエネルギーは「中枢センター」で管理され、圧倒的な省エネを実現しているのだという。

たとえば、地下のコンクリート空間では地熱を利用して空気の温度管理が可能になっていたり、すべての窓は自動で開閉がコントロールされ、取り込む風を制御。また、施設内にスタイリッシュな階段を設置したのは、エレベーターを使用しないことを想定してのものだという。

米エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所担当者は「この建物は、ワシントンD.C.という都心でも基準を満たすことが可能だと証明した素晴らしい例である」とコメント。

この建物だけでなく、カリフォルニア州では2020年までにすべての住宅建設はZEBとなり、2030年までにすべての新しい商業建設がZEBとして建てられる予定だという。アメリカは持続可能な社会に向けて、大きく、そして着実に動き始めている。

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Top image: © Photo by Halkin/Mason Photography LLC, courtesy of EwingCole
世界中で話題の建物「ZEB」とは』?
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