「KFC」の運営会社、今後全ての卵をケージフリーに切り替え

「KFC」「Taco Bell」「Pizza Hut」を運営する親会社「ヤム・ブランズ」が、今後ケージフリー卵に切り替えていくポリシーを発表した。

ケージフリー卵とは、平飼いで飼育された鶏から取れる卵のこと。

ケージで飼育された鶏から取れる卵は、アニマルウェルフェアの観点からその劣悪な環境が問題視され、国際社会では現在ケージフリーへの移行が相次いでいるという。

「ヤム・ブランズ」は、全世界150を超える国々で、約5万店舗を運営する大規模フードチェーン。発表では、2024年の初めまでに半分の店舗、2025年の初めまでに75%、2030年までにすべての店舗で、ケージフリー卵へ移行することを目指しているようだ。

ちなみに、「スター・バックス」「マクドナルド」などの世界的チェーンもケージフリー卵の使用を発表している。

また、先日まで開催されていた東京五輪では、ロンドン五輪やリオ五輪と続いていた“ケージフリー卵使用の流れ”が断ち切られ、ケージ卵を使用したことが影では問題となっていた。

まだまだ日本では、深く浸透していない概念かもしれないが、日本でも人気のフードチェーンによる新ポリシーは、日本社会にも大きな影響を与えるかもしれない!

Top image: © iStock.com/Anastasiia Magonova
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