マドンナの息子の晴れ着は、30年前の「母へのオマージュ」だった
先月末、ニューヨークで開催されたWBAの世界ライト級タイトルマッチにて、マドンナとその息子バンダが手を繋いで登場。
そこでバンダが来ていたのは、「グッチ × アディダス」のコラボで作られた赤のドレス。 Vネックのマキシ丈にアディダスの3本線が印象的なこのドレス。じつは……
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1993年にマドンナが着ていたものにインスパイアを受け制作されたもの。
さて、ここで注目したいのは「息子」であるバンダが「母のドレス」をオマージュして着ているということ。
ハイファッション界でジェンダーの区別が薄れているのは言うまでもないけれど、「愛する母のドレスを息子がオマージュして晴れ舞台にいる」というのは間違いなく新しい時代を象徴する例。
ちなみにバンダは養子で、祖国マラウィで両親を亡くした後にマドンナに養子として迎えられたアフリカ系の男性。これはジェンダーと時代を超え、肌の色をも超えたオマージュなのではないだろうか。
マドンナがインスタに投稿したキャプションには「自信がすべて」との文言が(なぜか現在は変えてしまっている)。色々な既成概念を超える自信と、その源である母の魅力を信じる心。
仲睦まじい母子の、自信に満ちた姿に拍手を送りたい。
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