プロテインを使ったマウスの若返りにハーバード大が成功。人間にも応用できるかも……?【研究結果】

タンパク質といえば、トレーニングに欠かせないものというイメージが強い。しかし、じつは"若返りの薬"にもなる可能性を秘めているんだとか——。

ハーバード大学医科大学院(Harvard Medical School)の研究チームは、プロテインを使ってマウスを若返らせることに成功したらしい。

やや専門的な話にはなるが、成体幹細胞幹細胞に変えるタンパク質を使ったところ、マウスの老化細胞リセットできたとのこと。

© davidasinclair/Twitter

将来的にはこの技術を人間にも応用できるようにして、アンチエイジングを目指すらしい。

ちなみに、もし"リセットボタン"を人間も押せるようになったら、効果が期待できるのは若々しい見た目のキープだけではない。

なんと、ガンや心臓病、アルツハイマー、認知症など、歳をとるにつれて発症しやすい病気がなくなるかもしれないとのこと。

20年間もこの研究をしているDavid Sinclair氏は、「老化自体がある意味病気で、将来的には若返りが最良の薬になると信じている」と述べている。

もしかしたら、あと何十年後かには健康寿命が劇的にのびているかも……?

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