【開催中】現代美術家・松山智一「ながくとも四十に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ」

ニューヨーク在住の現代美術家、松山智一がキュレーションを務めるグループ展「ながくとも四十に足らぬほどにて死なんこそめやすかるべけれ」が、「KOTARO NUKAGA 六本木」にて開催中。

会期は4月28日(金)まで。

©松山智一PR事務局

松山氏といえば、ニューヨークで“レガシィ”と称され、過去にキース・ヘリングやバンクシーも作品を発表してきた「バワリーミューラル」に壁画を描き、一躍世界へ名を轟かせた人物。

今回は、プエルトリコ系アメリカ人アーティスト、カルロス・ロロンとともに共同でキュレーション。

2人が積み重ねた対話に基づく、美術の歴史において常に検討される「美」の概念と、それが包摂する多面性、そして美が普遍的ではないということを、マリリン・ミンターやフーマ・ババをはじめ7名のアーティストとともに表現する。

©松山智一PR事務局
©松山智一PR事務局

タイトルに込めた想いを松山氏はこう語る。

作家にとって表現とは変わりゆく今を捉えることであり、作品をつくることは時間軸を超える行為でもあります。
生死という無常の概念にあらがう行為とも言えます。
徒然草「⻑くとも四十に足らぬほどにて死なんこそ、めやすかるべけれ」で詠まれた無常観は、我々現代美術作家の表現行為と根底で相通ずるものがあります。
この展覧会ではアーティストがどのように表現を追求し、それぞれの作家がどのように今を捉えているのかのプロセスと眼差しを共有したいと思っています。

詳細はこちらのHPからチェックを。

この貴重な機会を見逃さないで。

Top image: © 松山智一PR事務局
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。