下北沢に現れる「月」「ウサギ」の巨大屋外アート！「ムーンアートナイト下北沢2023」開催

地域と共創するシモキタエリアの秋の風物詩が今年も開催！

シモキタの街を舞台に、「月」をテーマにしたアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2023」が今月16日（土）〜10月1日（日）までの約2週間にわたって展開される。

昨年初開催ながら約32万人が街を訪れたという同イベントは、地域プレーヤーによる魅力発信や賑わい創出を支援するのが目的だ。

今年はフェスティバルのシンボル作品である「月」と「ウサギ」の屋外展示のほか、現代アーティストの鬼頭健吾氏など5人のアーティスト作品が街を彩る予定となっている。

「下北線路街 空き地」の屋外スペースに今年も登場する「月」は、イギリスのアーティスト・Luke Jerram（ルーク・ジェラム）が手掛けたインスタレーション作品『Museum of the Moon』。

NASAの月面写真を基とした巨大なお月様は、直径7mにおよび「ムーンアートナイト下北沢2023」を象徴する存在感を放つ。

そして、「BONUS TRACK」と「カトリック世田谷教会」に登場する「ウサギ」は、オーストラリアを拠点とするアーティスト・Amanda Parer（アマンダ・パーラー）による作品『Intrude』。

昨年はMAX7mだったものが、2023年は倍の最長14mへ迫力を増して登場する。

この展示場所のひとつ「カトリック世田谷教会」では、中秋の名月である9月29日（金）にお団子作り体験やライブパフォーマンスを開催し、昔ながらのお月見を楽しめる予定だ。

また、普段は立ち入りNGとなっている「東北沢駅屋上」では開放的なスペースを生かしてインスタレーション展示がされるのとあわせ、9月30日（土）と10月1日（日）には、空に浮かぶ月と星空を眺める天体観測会なども開催される。

ほかにも「ムーンアートナイト下北沢2023」の会期中は、下北線路街を含む地域に根差した施設・店舗による特別イベントの実施や限定メニューの提供など約50企画が集結してエリア全体を盛り上げる。そして、街の風景と3DアバターNFT「Metaani」がコラボレーションしたNFTスタンプラリーなども実施し、アートで地域の賑わいを創出していくとのこと。

地域と共創して「月」をテーマに大人から子どもまで幅広い世代がまち歩きを楽しみながら下北沢の魅力を発見できる地域密着型のアートフェスティバル。ふらっと立ち寄るだけでも、“シモキタの賑わい”を体感できそうな秋のイベントになりそうだ。

『ムーンアートナイト下北沢2023』
【開催日】2023年9月16日（土）～10月1日（日）
※時間は各施設により異なります
※屋外イベントは小雨決行、雨天中止
【場所】下北線路街、カトリック世田谷教会、シモキタエリアの施設や店舗など
【公式WEBサイト】https://moonartnightfes.com/