そうだ、京都で「茶道」をアートにやろう。JR京都駅に「NAKED」の参加型アート開催

インバウンドの数も増え賑わいを見せる京都の玄関口・JR京都駅ビルに、「茶の湯」の世界を誰でも参加・体感できるデジタルアートが出現する。

今月13日(金)~21日(土)の期間、気軽に日本の伝統文化である茶道、そして茶の湯を広めた千利休の美学に触れ・体感できる参加型・体感型アート「NAKED ART STATION -KYOTO-」が開催されることが発表された。

その内容のひとつは、京都駅ビル4Fの大階段に出現する体験型アート「CHASEN」。お抹茶を点てる茶筅(ちゃせん)の動きをデジタル技術で読み取り、リアルタイムで可視化するLEDアートが大階段全体に広がるというもの。「一期一会」の精神をデジタル技術で表現した、現代ならではの茶道体験だ。

©株式会社ネイキッド

もうひとつが、千利休が設えた傑作の茶室「待庵」の体感型アート。

国宝「待庵」を模した大型オブジェが、JR京都駅ビル2Fインフォメーション前に出現する。なかでは、茶室の機能や構造をプロジェクションマッピングで再現されており、たった2畳の中に込められた工夫や歴史、千利休のエピソードなどをリアル&バーチャルで楽しみ、学べる空間が広がる。

©株式会社ネイキッド

「NAKED ART STATION」は、世界中のさまざまな人を出迎え行き交う玄関口である「駅」に着目し、駅自体をアート化することで、賑わいの場としてアップデートするネイキッド発の企画だ。このプロジェクトを通して、その土地の文化に触れ、多様な人々が交流する機会創出を目指すというもの。

グローバルな人気を誇る京都に、より多くの人々に日本の伝統文化・茶道に気軽に触れてもらえる体験の場として今回の「NAKED ART STATION -KYOTO-」も多いに賑わうのが予想される。

『NAKED ART STATION -KYOTO-』
【会場】
茶道体験型アート「CHASEN」:JR京都駅ビル 大階段(4F室町小路広場)
「待庵」:JR京都駅ビル2F インフォメーション前
【開催期間】2023年10月13日(金)~10月21日(土)
【開催時間】17:00~22:00
【入場・体験料】無料

Top image: © 株式会社ネイキッド
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。