「まぜる」を楽しむ塩の店、東京ソラマチにオープン

塩分たりてる？

この季節、熱中症対策にも“塩”が大事なんて話も耳にするのだけど、その塩にこだわるならポップな感覚で本気で向き合える、打ってつけのショップがこの夏、現れた。

今月7月11日「東京ソラマチ」にオープンした、“「塩」をまぜる”というまったく新しいスタイルの塩の専門店「ぐるぐるしゃかしゃか」だ。

まぜる＝ブレンドするに特化した塩の店「ぐるぐるしゃかしゃか」は、人気の梅干し専門店「立ち喰い梅干し屋」や浅草の「梅と星」を展開する「BambooCut」が企画プロデュースをしている。

監修にソルトコーディネーターの青山志穂さんを迎え、人それぞれ十人十色の好きな味＝“好味（このみ）”に合わせたオリジナルブレンドの塩をつくることができるお店だ。

店内では、5つの塩の食べ比べからスタート。好きな味の方向性が決まったら、今度はガリガリやサラサラといった「食感」、「食材」とのマッチング、見た目の「色」、旨味や甘味など「味」など調整していき、相性ぴったりの塩を見つけていく。

最終的には600パターンにもなる塩のブレンドレシピのなかから、自分だけの塩にたどり着き、好味（このみ）のブレンド塩を持ち帰ることができるのがこのお店の特長だ。

同店の強みは、まぜあわせることで塩の無限の可能性を生み出すこと。

今回、オープンに合わせて2種類のオリジナル塩「ぐるぐる」（50g/820円）と「しゃかしゃか」（40g/820円）を開発している。ふたつとも、既存の販売店で見かける食材に合わせた塩ではなく「用途別」というのがおもしろい。

「ぐるぐる」は、炒め物や汁物、煮込み料理などをつくるの最適になるよう6種類の塩をブレンドしてつくった「まぜる専用の塩」。旨みが強い。

また、「しゃかしゃか」はお肉や魚、サラダなど、最後の仕上げに「かける専用の塩」として開発。5種類の塩をブレンドしてつくられた、ザクザクとした食感が特徴の塩に仕上がっている。

前述のブレンドの可能性がひろがる2種の塩だけでなく、そのまま食べられるクルトン「くるくるとんとん」（100g/1050円）といった新感覚の商品も用意。

たっぷりのシュガーバターにオリジナルの塩を合わせることによって、やみつきになるあまじょっぱい味の塩は、おみやげやプチギフトにもぴったりの一品だ。

まぜあわせることで生まれるこれまでにないオリジナルの塩、そして、まぜあわせることを知って自分にぴったりな塩に出合える体験。

使う塩にちょっと興味を持つだけで、毎日のおいしさがより上質になる。そんなことまで見つかりそうな塩の店の誕生といえそうだ。

『塩をまぜるみせ「ぐるぐるしゃかしゃか」』
【所在地】東京都墨田区押上1-1-2 東京ソラマチ4F
【営業時間】10：00～21：00
【公式HP】https://guruguru-shakashaka.jp
【Instagram】@guruguru_shakashaka