物価高でも自分への投資を惜しまない20代の『ハズさない』消費スタイル、満足度を最優先に選ぶ若者の賢い贅沢事情とは
長引く物価高や将来への不透明感が漂うなか、若年層の金銭感覚に変化が。
単に支出を切り詰めて耐え忍ぶのではなく、限られた予算をどこに投じれば最大の満足を得られるかを見極める姿勢が強まってきているようだ。
株式会社ジェーシービー(JCB)が実施した『20代のお金の使い方に関する調査』によれば、効率や安さだけを追い求めるのではなく、自分にとって価値のある体験には対価を支払うという、現代の20代らしい選択の基準が浮かび上がっている。
7割以上の若者が実践する自分への投資と贅沢の最適化
調査によると、20代の75.3%が「自分のための贅沢」を日常的に取り入れているという。
本調査において注目すべきは、コンビニスイーツやサウナといった日常の小さな楽しみに月平均約5,000円を費やす一方で、日々の基本支出については冷静に管理している点。
我慢を重ねる節約志向とは一線を画し、支出の優先順位を明確に分ける「最適化」の動きが見て取れる。
直近1〜2年で贅沢にお金を使う頻度が増えたと答える層も4割近くに達しており、精神的な豊かさを守るための出費は削らない傾向が強い。



失敗を避けて確実な満足を手に入れる「リピート重視」の選択
若者たちの消費行動を読み解くキーワードは、失敗を避けたいという心理に裏打ちされた「ハズさない」という感覚だ。
何かを購入したり体験したりする際、価格の安さよりも「価格以上の満足を得られるか」を重視する人は約7割にのぼる。
新しい店舗を次々と開拓する冒険よりも、過去に利用して納得感の高かった場所を繰り返し選ぶ「リピート派」が主流となっている。
多少の費用を上乗せしてでも確実な安心感や保証を求める姿勢は、限られた資金を無駄にしたくないという賢明な防衛本能の表れといえる。


納得感のある体験を支えるツールとしてのカード活用
確実な満足度を追求する価値観の広がりは、決済手段の選び方にも影響を及ぼしている。20代の約半数が、より質の高いサービスを享受できる『JCBゴールド』などの上位カードに関心を示している状況だ。
かつてのステータス誇示のための所有とは異なり、現在はレストラン予約サービスや宿泊特典といった実利的なメリットを得るための手段として捉えられている。
同社における入会者の年代構成でも20代が最多となっている事実は、賢い消費を支えるパートナーとしてこうした機能が支持されている証拠だろう。
日常から特別なシーンまでを後悔なく楽しもうとする若者にとって、確実性を担保するサービスは生活の一部になりつつある。

<調査概要>
調査内容:20代のお金の使い方に関する調査
調査対象:20代の男女300人
調査委託先:(株)ネオマーケティング
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年1月16日(金)~18日(日)






