【年末商戦2024攻略】賢くゲット!物価高騰にも負けないショッピング術

街がイルミネーションで彩られ始めると、ワクワクするイベントシーズン到来と同時に、年末商戦の足音が聞こえてくる。だけど、今年はちょっと様子が違うようで……物価高の影響で、賢くお買い物する必要性が高まっている。

「Shopify Japan株式会社」が実施した最新意識調査を元に、2024年の年末商戦を制覇する戦略をご紹介。あなたの購買戦略をレベルアップするヒントが満載!

いくら使う? 計画次第で未来が変わる

Shopify Japan株式会社が実施した、日米を含む9ヵ国1万8000人を対象とした意識調査によると、日本人消費者の年末商戦における平均支出予定額は1万3211円という結果に。

しかし、注目すべきは、購買計画の有無によって、その金額が大きく変動することだ。計画的な人は平均2万2352円を使うのに対し、そうでない人は平均7758円にとどまる。その差は歴然!つまり、事前のリサーチ予算計画が、賢く年末商戦を楽しむための必須科目と言えそうだ。

Z世代は情報収集のプロ
賢くお得にゲットする方法

世代別に注目してみると、18~24歳のZ世代は、他の世代と比べて支出増加傾向にあることがわかった。注目すべき点は、約半数が11月末までに買い物を終わらせる計画を立てていること。これは、ブラックフライデーサイバーマンデーなどの大型セールを意識していると言えるだろう。いっぽう、45~64歳の年齢層はまとめ買い傾向にあり、年間を通して計画的に買い物を行う傾向があるようだ。

近年のZ世代は、SNSなどを駆使して情報収集を綿密に行い、お得な情報を見つけることに長けている。そして、興味のある商品をいち早く手に入れるために、計画的に商品購入を行う傾向があると言えるだろう。

OMOと最新ツールを駆使せよ!

実店舗とオンラインストアを融合させたOMOは、もはや消費者にとって当たり前の存在となりつつある。同調査でも、約半数(51%)の消費者が、金額によってオンラインと実店舗を使い分ける購買行動を実施していると回答。たとえば、高額商品である家電製品は、実店舗で実物を確認してから購入したいと考える人が多いだろう。反面、日用品や消耗品などの低価格商品は、オンラインストアで購入する方が時間や手間を省くことができる。

さらに、商品を比較検討できる「価格比較ツール」や、購入品の配送状況をリアルタイムで追跡できる「リアルタイム注文追跡」、そしていつでもどこでも手軽に買い物ができる「モバイルアプリ」などのデジタルツールを活用すれば、よりスマートなショッピング体験を実現できるだろう。

2024年の年末商戦は、情報収集力と最新ツールを駆使して、賢く、そして楽しく、思い出に残るものにしよう!

👀 GenZ's Eye 👀

筆者も年末セールの時期は胸が高鳴ります。いろんなものが安くなったり、ポイント還元率がアップしたりで買い物がもっと楽しくなる時期なんですよね。もしかしたら若い世代のほうが、買い物にワクワクを求めているのかもしれません。セールの周縁にはオトクな買い物を手助けするサービスができたりと、ホリデーシーズンはまさに企業間の大決戦となりそうです。

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