Qoo10が分析、“擬人化”による世代別の買い物傾向調査。10代は「フッ軽ちゃん」20代は「ブレネーちゃん」

インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」が提供する『買い物キャラクター診断』が注目を集めている。

​2025年1月のリリース以降、約2万人が参加し、そのデータを基にした世代別の買い物行動に関する調査結果が発表された。

​この診断では、全8問の質問に答えることで、16種類のキャラクターから自身の買い物傾向に合ったタイプが判定される。​特に10代と20代以上の間で、顕著な違いが浮かび上がった。

10代の特徴:「フッ軽ちゃん」に象徴されるトレンド志向と協調性

調査によると、10代の買い物スタイルは「誰かと相談しながら選ぶ」ワイワイ派が51.0%、「一人で集中して選びたい」マイペース派が49.0%と、ほぼ拮抗している。​また、商品選びでは「人気で、トレンド感があること」を重視する人が60.3%と多数派であり、価格面では「安くてたくさんそろえられるもの」を選ぶ人が67.6%に上る。

​これらの傾向は、診断結果で最も多かったキャラクター「フッ軽ちゃん」に象徴される。​「フッ軽ちゃん」は、トレンドに敏感で、友人との情報共有を重視するタイプとされる。

© eBay Japan合同会社
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20代以上の傾向:「ブレネーちゃん」に見る自立志向と品質重視

一方、20代以上では「一人で集中して選びたい」マイペース派が68.0%以上と多数派を占める。​

商品選びでは「定番で、流行に左右されないこと」を重視する人が52.6%以上、価格面では「価格が高くても品質の良いものを長く使いたい」を選ぶ人の割合が10代に比べて10%ほど高い傾向が見られた。

​このような傾向は、診断結果で多かったキャラクター「ブレネーちゃん」に反映されている。​「ブレネーちゃん」は、流行に流されず、自分の価値観を持ち、品質を重視するタイプとされる。

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診断を通じて見える、世代間の価値観の違い

「買い物キャラクター診断」は、世代間の価値観や行動様式の違いを浮き彫りにするツールとなっている。

​10代はトレンドを追い求め、友人との共有を重視する傾向が強く、20代以上は自分の価値観に基づいた選択を重視する傾向が見られる。

世代別の傾向を擬人化したこの調査は、当人たちにとってのエンターテイメント性を押し出しつつ、生産・供給側の傾向分析に新たな視点をもたらすかもしれない。

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