真の自由を得るために、20代で身に付けておきたい10の習慣
これまで50作にも及ぶ著書を記して来た本田直之氏。そのなかの22作をピクアップして、これまでに彼が綴ってきた言葉をまとめたのが『LIVE SIMPLY シンプルに生きるための162のコトバ』(日本経済新聞出版社)だ。
Vol.2では、そのなかから「自由に働く人の習慣」に関する言葉を紹介。
自分自身を鼓舞したい時、一歩前へ踏み出すきっかけを探している人へ。
001.
習慣が運命を
変える
習慣は少しずつ生活を変えていく。わずかな元手でも複利で運用することで大きな資産になるように、習慣で少しずつ生活が変われば、その積み重ねで人生と運命が変わってくる。
002.
常識にしばられるな
「しばられている」、という感覚はないかもしれない。しかし、「常識」という名の「他人が都合良く作ったルール」に支配されているということはよくある。
003.
会社の理不尽な習慣や
ルールに耐えるのは、
ストレス耐性を
高めるための筋トレ
どんなに好きなことでも、それが仕事になれば、必ず苦痛やストレスを伴う。ストレスに強くなくては、どんな世界でも成功できない。
004.
動機付けは、
内部から湧き起こるものでないと、
なかなか前に
進むことができない
親が子どもに「勉強しなさい」と言っても、外部からの動機付けなので、やる気を起こさせることはできない。「日曜日に遊園地に行く」というのは内部からの動機付けなので、どんな早朝からでも喜んで出かける。
005.
長期的な視点でやっていかない限りは、
短期的にいくらプラスだったとしても
最終的にはマイナスになる
一発屋のお笑い芸人より、ぱっとしなくてもずっとテレビに出演し続けている芸人の方がすごい。続けていくことの大切さは、会社経営、人間関係、仕事の能力、お金の使い方などあらゆる分野にあてはまる。
006.
人生には何かに焦点を合わせて
徹底的に頑張る時期が必要だ
「今が楽しければいい」と思って刹那的に生きていたら、何の能力も身につかない。自分に必要な能力を身につけてからでも、人生はたっぷり楽しめる。
007.
1つの物事をするときに、
同時に何かできないかを考える
たとえば、朝5時に起きて風呂に入りながら読書をし、通勤中はビジネス書を読めば、限られた時間で本を読む量が増える。ジョギング中はiPodを使って音声教材を学ぶと決めれば、体を鍛えながら頭も鍛えることができる。
008.
ビジネスパーソンにとっての
英語は投資アイテムではなく、
最低限もっているべき資本
英語は「できたほうがいい」という有利なオプションではなく、「できなければマイナスになる」という必須アイテム。英語を勉強するのは面倒くさいけれど、勉強しなければもっと面倒くさいことになる。
009.
早起きは人生の
重要なスキル
ノマドライフを目指すなら、とにかく早起きするべき。朝はさわやかで気持ちがいいし、頭も冴えている。考えることやインプットすることは、朝やったほうがいい。
010.
ゆるい服装が思考を広げる
着ている服装によって発想が規定されたり、逆に自由になったりすることがある。
『LIVE SIMPLY シンプルに生きるための162のコトバ』
コンテンツ提供元:本田直之