読書とは投資活動そのもの。人生において勉強をし続けるべき「10の理由」
言葉の力は偉大。人の心を喜ばせることができるし、悲しませることもできる。何かアクションを起こすきっかけ(Trigger)にもなったりする。
今回紹介する『トリガー・フレーズ 自分にスイッチを入れる170の言葉』は、そんな、自ら動き出すきっかけとなるようなコトバを集めた書籍だ。
Vol.6では「インプットのための言葉」から、自分に投資(=読書、勉強など)するためのトリガー・フレーズをピックアップ。
大切なのは、必要なことを、いかに効率よく、継続してやるか。
01.
年収UPしたければ
働くより勉強せよ
時間が許す限り仕事に打ち込むより、忙しくても時間を捻出して効率よく仕事のために勉強をしたほうが年収UPにつながる。ひたすら働き続けるより、ノウハウや情報を踏まえた仕事術を身に付けることのほうが、将来の自分のためにもなる。ビジネスで成功している人は、例外なく勉強を続けている。
02.
勉強は大人になってからやったほうが、
レバレッジがきく
学生時代に十分やったからといって、勉強をやめてはいけない。もちろん、これからやるのはテストや受験のための勉強ではなく、大人に成ってからやるべき勉強。本を呼んだり人と話したりして、ノウハウを得るのが大人の勉強だ。テレビやインターネットで社会情勢を知ることも勉強になる。勉強で得たノウハウや情報は、すぐ仕事に活かせる。大人になってから勉強したことは、レバレッジがかかって2倍、3倍のリターンを生む。
03.
勉強そのものより
いかに勉強するか
その仕組みづくりが大切だ
その気になれば、勉強は際限なくできるものだが、時間には限りがある。限られた時間で勉強の成果を出すには、効率の良い仕組みが必要。方向性を持たずに始めるのではなく、手抜きをして成果を得られる仕組みを練ってから勉強しよう。効果的に勉強できるかどうかは、良い仕組みがつくれるかどうかにかかっているのだ。
04.
物事を素直に「聞けること」は
知識以上のものを得るための
重要なスキルである
知ったかぶりをしない。知らないことを隠さない。そうすれば、人から教えてもらうことができる。知ったかぶりをすると、教えてもらうチャンスを逃し、取り繕うことでストレスがたまる。知らないことは素直に質問しよう。物事を知らないのは恥ずかしいことではなく、単なる知識の欠如なのだ。
05.
読書とは
「投資活動そのもの」
およそ1500円の本を読めば、成功者のノウハウや経験を知ることができる。それを自分なりにアレンジして仕事に活かすことができれば、1500円の10倍、もしくは100倍の価値になる。1500円が15万円になって戻ってくると考えれば、こんなに効率のいい投資はない。
06.
みんなが本を読まない
ということは、
逆に本を読むだけで
その他大勢から
突出できるということ
「時間がないから本を読まない」そう発言するビジネスパーソンは驚くほど多いもの。ということは、読書の重要性に気づいている人は、ごくわずかだということだ。本を読みさえすれば飛躍できるという大きなチャンスをあなたがものにしよう。
07.
インプットするだけでは、
ただの自己満足にすぎない。
いかにアウトプットするかが勝負なのだ
本を呼んですばらしい知識を得たとしても、そこで満足してはいけない。得た知識をどう仕事に活かすか、実践するかが重要なのだ。アウトプットしないなら、優れた本を何冊よんでも意味はない。
08.
大きな目標があれば、
「今、自分にはどんな本が必要か」
ということが、
はっきり意識できる
「独立したい」と思っている人が感銘を受けた本が、営業成績UPを目指す人に最適な本とはいえない。関係のない本から有益な情報を得ることはできないのだ。読むべき本を見極めるには、自分が得たい情報をはっきりさせること。それには進みたい方向性や目標を定めることが必要だ。
09.
「教えてください!」
とばかり頼むのは
情報が無料だと思っている
旧型思考の人である
1人きりでじっとしていても情報は得られない。本を読むにしても、人と会うにしても、情報を得るためには時間と労力が必要だ。つまり、情報が欲しいと頼んでばかりいるのが、とても失礼なこと。情報とは財産。決してタダで手に入れられるものではない。
10.
情報収集にきちんと
「投資」しているからこそ、
いざというとき
スムーズに意思決定ができる
勘だけですばらしい決断ができることはない。公開のない意思決定をしたいなら、決める前に有益なインプットをすること、ここに力を注ごう。いくら優れた判断力があっても、準備なしで決定するのでは、うまくいくものもいかなくなってしまう。準備さえしておけば、予想外の決断を迫られることはない。
『トリガー・フレーズ 自分にスイッチを入れる170の言葉』
コンテンツ提供元:本田直之