時間も場所も気にしないライフスタイルに学ぶ、人生に大切な10のコト
これまで50作にも及ぶ著書を記してきた本田直之氏。そのなかの22作をピックアップして、これまでに彼が綴ってきた言葉をまとめたのが『LIVE SIMPLY シンプルに生きるための162のコトバ』(日本経済新聞出版社)だ。
Vol.4では、そのなかから「時間・場所から自由になる」に関する言葉を紹介。
自分自身を鼓舞したい時、一歩前へ踏み出すきっかけを探している人へ。
001.
どこの場所に 住むのかは どんな人生を 送りたいのかと
イコールだ
住む場所を決めるときは、仕事よりもどんな生活を送りたいかを考える。どんな場所でもできる仕事を作り出せれば、自分のライフスタイルに合った好きな場所に住むことができる。
002.
家で勉強しない
自分の家やオフィスだと、ソファに寝そべって昼寝といった、誘惑の種が尽きない。誘惑に負けないだけの強靭な意志を鍛えるより、誘惑そのものを遠ざける方が懸命だ。
003.
「時間があればなんとかなる」というのは間違い
「時間ができてから考えよう」とか、「時間さえあれば自分は変われる」とかという考えも捨てよう。空いた時間を浪費時間にしないために何をするのかは、事前にしっかりつくっておかなければならない。
004.
夜は勉強でなく
他人から学ぶ時間
と心得よ
大人は付き合いがあるし、お酒を飲んだりすれば、眠たくなる。夜は勉強に向いていない。とくに資格試験を受けたい人は、朝に勉強するべきだ。
005.
考えるという行為は
物事を複雑化させるために
あるのではない
物事を単純化していくために、人は考える。この出発点がわかっていないと、いつまでも無駄な時間と労力を支払い続けることになる。
006.
「時間効率を上げる」ことと、
スピードを上げることとは違う
重要なのは、時間密度を濃くして時間を短縮すること。時間密度が薄いまま、単に早く仕上げるのはまったく別のこと。
007.
歩くスピードで
街を眺めると
たくさんの発見がある
アイデアに煮詰まったとき、イライラが続くときなどは、 歩くスピードで街を眺めることで 「街から気付きを得る」ことができる。
008.
ゴールを明確に描く 最大のメリットは、 選択力が身につくこと
自分にとって何が大切で、何が大切でないかがわかるようになる。余計なことをしなくなり、時間、労力、お金の無駄がなくなる。
009.
忙しいほど
ゆっくりと
おいしい食事をとる
おいしいものを食べてたら例外なく気分が盛り上がる。忙しいからと言っておろそかにすることなく、忙しいときこそ、おいしい食事を確保するようにしよう。
010.
疲れたら「積極的」に休む
疲れたときはだらだらしてはいけない。疲れたときは寝るしかない。睡眠によって脳の興奮を沈め、体の疲れを回復させるのがいちばんだ。
『LIVE SIMPLY シンプルに生きるための162のコトバ』
コンテンツ提供元:本田直之