20〜30代の7割以上が投資に意欲。KOMEHYO調査、日常のモノ選びにも投資視点が浸透
リユース事業を展開するKOMEHYOが、全国の20〜30代の男女600名を対象に実施した「投資の意識調査」の結果を発表した。
この調査では、若年層の投資への関心の高さに加え、ファッションアイテムなどの「日常で使える資産」を重視する、新しい投資観が明らかになっている。
77%が投資を実施または予定、情報源はSNSが最多
調査によると、20〜30代の54%が「投資・資産運用を行っている」と回答。
「していないがするつもりだ」と回答した23%と合わせると、77%が投資に意欲的であることがわかった。
投資に関する情報源としては、「SNS」が最も多く、過半数を超えた。
「今後どのようなものに投資したいか」という問いに対しては、「リスクが少なく安定しているもの」に次いで、「実用的で日常に役立つ資産」「自分の価値を高める資産」が上位に入り、単なる金融商品だけでなく、幅広い対象に目が向けられていることがうかがえる。



約半数がリセールバリューを意識、高く売れた経験も
1万円以上の買い物をする際に、「リセールバリュー(再販価値)を考える」と回答した人は約半数に上った。
日常生活のモノ選びにも、将来的な資産価値を考慮する投資視点が浸透しているようだ。
実際に、「購入したものが買値より高く売れた経験がある」と答えた人も約半数おり、その内訳としては「ファッションアイテム(バッグ・靴・服)」が最多で、3人に1人が経験していることがわかった。
リセールバリューを期待して購入したファッションアイテムとしては、「ブランド時計」「ブランドバッグ」が上位を占めた。



金投資への関心も高く、リユースショップも選択肢に
金や貴金属の価格上昇が続く中、投資目的で現物を購入、または購入を検討したことがある人は約7割に達した。
購入先としては、貴金属専門店のほか、百貨店やリユースショップも選択肢として挙がっており、多様なチャネルで現物資産への投資が行われている実態が浮き彫りになった。
KOMEHYOは、この調査結果から、若年層が「モノの価値を循環させる」ことを人生の中で当たり前の選択肢として捉えつつあると分析している。













