Z世代の映画館通いが他世代と比べ増加傾向に。アニメやゲーム関連作品等が牽引
世界最大の映画興行団体であるCinema Unitedの調査によると、Z世代は他のどの世代よりも頻繁に映画館へ足を運んでいることが明らかになった。
若者は自宅でのストリーミング視聴を好むと思われがちだが、実際には特定の作品に対して劇場での体験を重視する傾向があるようだ。
劇場体験の選別とプレミアム化が鍵
調査結果によれば、Z世代の年間平均映画館利用回数は6.1回となり、2024年の4.9回から増加している。
また、年に6回以上映画館へ行く人の割合も41%に達し、2022年の30%から上昇した。全体として、Z世代の来場者数は前年比で25%も増加しているという。
この背景には、IMAXなどのプレミアムラージフォーマット(PLF)上映や、座席での飲食サービス、より快適なシートの導入などが影響していると見られる。
また、作品ジャンルとしてはホラー、アニメ、ビデオゲームの映画化作品が特に若者の足を劇場へと向かわせているようだ。彼らはどの作品が大スクリーンで見る価値があるかを厳選し、特別な体験として映画館を利用しているのかもしれない。
全体的な回復基調と今後の展望
映画館全体の来場者数は依然として2019年の水準を23%下回っており、パンデミックによる習慣の変化は否めないものの、回復の兆しは見えている。
年に6本以上映画を見る「習慣的な映画ファン」の数は8%増加しており、来年はワイドリリースの作品数も増加する予定だという。作品数の充実は、さらなる観客動員の増加につながる可能性があるだろう。
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