映画界に衝撃!米・大手映画館チェーンが全536館の閉鎖を発表
米国で2番目の規模を誇る大手映画館グループ「リーガル・シネマズ」が10月5日、全米にある536の映画館のすべてを閉鎖することを発表した。
この発表によって従業員4万人に影響が出るとみられ、「リーガル・シネマズ」の親会社である「シネワールド」の株価は40%急落。営業再開の時期については未定であるとのことだ。
閉鎖の原因は、新型コロナウイルスの影響で映画館で上映する新作がないことだという。
今夏のヒット作として期待されていた『トップガン マーヴェリック』や『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』といった作品が公開の延期を決断。大きな映画市場であるニューヨークの映画館が現在閉鎖されてるおり、同州の営業再開を見守っている状況だ。
この先送りは、すでに収容人数を通常の半分程度にして営業していた映画館にとっては大きな痛手。同社は、映画館に客足を戻すためにも強力なコマーシャル映画が必要であると訴えている。
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