ストリーミングの時代は終わり。人々が思い出した「映画館の価値」

『アバター』の新作が大評判を得ているジェームズ・キャメロン監督。

公開前のインタビューで見せた自信の通り、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は12億ドル近くの興行収入を上げ、見事歴代4位を獲得。

ストリーミング全盛期の中でも、しっかりと劇場での収益をあげたキャメロン監督は、来場したゴールデングローブ賞でこれについて聞かれると、以下のように語った。

これは世界中で映画館が復活したってことだと思う。世界中の人がストリーミングに飽きて、“映画館に行きたい!“って叫んでる。家で座りっぱなしなのはうんざりなんだ。

新作への自信は本物だったし、それが「映画館の価値を再発見できる」ほど圧巻の体験だったというのは、やはり凄まじい実力。

小さな画面で「物語を楽しむ」ことだけが映画の魅力ではない。現実を超えた壮大な体験を身をもって感じられることが、映画、そして映画館が持つ最大の力。

テクノロジーの進化によって需要が失われたように見えた映画館だったが、『アバター』の圧倒的な没入感は最新技術あってこそ。

ストリーミングというよりも、コロナ禍の限られた生活に飽きて、多くの人が映画館に行っているのだろう。

テクノロジーの進化が止まらない時代にあって「映画館は終わり」なんて言われていたが、本作によって世界中の人々が“劇場でしか体験できないもの”があることを思い出したようだ。

ちなみに、筆者が訪れた「クリスマス当日の午前9:00開演」という絶妙なチョイスですらほぼ満席だったのだから、日本でも映画館には人が戻っている模様。

観てない人……じゃなくて、劇場であれを“体験していない”人はぜひ、『アバター』が終演する前に映画館へ。

きっと、このコメントの意味が分かるはず。

© Variety/YouTube
Top image: © Leonardo Munoz/VIEWpress
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