映画館「AMC」がプライベートシアター貸切サービスを開始
コロナ渦で世界中の映画館が大きな打撃を受けていることは、以前「TABI LABO」の記事でも紹介したが、アメリカではなんとも豪快なサービスの開始が発表されたようだ。
米最大の映画館グループ「AMC Theatres」が打ち出したのは、映画館がプライベートシアターとして借りられるという画期的なもの。
昨年10月におこなわれた4週間のテスト版では、昨年の4倍以上の11万件にも及ぶ申し込みの問い合わせを受け、このたび正式にローンチすることにしたのだとか。
このサービスは、AMCのウェブサイトかアプリを通じて予約することで、最大20人でプライベートシアターを貸し切ることができるというもの。米国内にある約600の劇場のなかから、好きな場所と観たい映画を選ぶこと可能。
価格は99ドルからで、『TENET』などの最新作は場所に応じて149ドルから最大349ドル(いずれも税抜)で鑑賞できるようだ。
同社は「誕生日、お祝い、ホリデーパーティーなど、家族や友人が集まるのに最適なオプションになる」と意気込みをみせている。
コロナ渦で収容人数の削減や上映する新作がないなど悩みが尽きない映画館だが、このユニークなサービスが起死回生となるのかに注目したい。
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