英国のZ世代がレトロ文脈で「ビンゴ」に熱狂。ナイトクラブに代わる安全な社交場として拡大中

英国の若者の間で、かつての年配者向け娯楽であったレトロな体験が爆発的な人気を博している。

2025年9月までの調査によれば、新規プレイヤーの半数が25歳以下の若年層で占められたらしい。

デジタルネイティブ世代が実店舗のホールに集う様子が、現地メディアで話題となっている模様だ。

デジタルと融合した最新のビンゴ体験が若者を惹きつける

英国最大手の『Buzz Bingo』が、Z世代の顧客層を大幅に増やしている背景。

最高経営責任者である Dominic Mansour 氏が明かしたところによると、新規客の約50パーセントが25歳未満だったという。

同社はレトロな活動と現代の嗜好を繋ぐため、タブレット端末などの最新技術へ多額の投資を行ったとのこと。

現在ではプレイの7割以上がアイパッド上で行われており、従来の紙とペンを使うスタイルから劇的な変化を遂げたらしい。

安全な社交の場として機能する『ビンゴホール』の優位性

若年層が従来のナイトクラブよりも、この場所を安全な夜遊びの選択肢として選んでいる様子。

会計事務所の HaysMac に所属する Isabelle Shepherd 氏は、共通の活動がコロナ禍を経験した世代の社交不安を和らげると分析。

飲酒への圧力が少なく、SNS向けのコンテンツ制作に適した環境も人気を後押ししている模様だ。

交流を目的としたソフトギャンブルの定着

高額な勝利を目指すのではなく、楽しさや交流のために参加する「ソフト」なギャンブルが定着している。

ギャンブル委員会の調査によれば、18歳から24歳の層は「社交のため」にプレイする傾向が顕著だ。

一回の購入額に制限がある仕組みも、過度な金銭的負担を防ぐ安心感に繋がっているはず。

一方で、体験型レジャーの市場は過密状態にあり、今後は業界内での統合が進む可能性も示唆された。

単なる一時的な流行に留まらず、若者のライフスタイルに深く浸透していくのか注目される。

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