「どこに貼る?」をショーツが解決。初潮の不安に寄り添う新しい月経ケア
初潮を迎えたとき、ナプキンをどこに貼ればいいのか——誰かにそっと教えてもらった記憶がある人は多いはずです。
でも、もしその「教える役」を下着そのものが引き受けてくれたら? 石川県金沢市の株式会社BirdConnectsが発表した「みんなの初潮ショーツ」は、まさにその発想から生まれました。
「わからない」は、
ずっと見過ごされてきた
開発の原点は、代表・村上実佐子さんの娘さんが漏らした一言でした。
「ナプキン、どこに貼ったらいいかわからない」「ショーツのどっちが前かもわからない」。
この困りごと、実はかなり普遍的です。
初潮のタイミングは人それぞれで、小学校中学年で迎える子もいれば、中学生になってからの子もいます。
そして月経ケアの知識は、多くの場合「母親や養護教諭が口頭で教える」という属人的な方法に頼ってきました。
言葉でうまく伝わらなかったり、教える大人がそばにいなかったりすれば、子どもはひとりで戸惑うしかない。
障がいのある子ども、感覚過敏のある子ども、日本語を母語としない子ども——「口で教わる」前提が成り立たないケースは、想像以上にたくさんあります。
知識を「プロダクトに内蔵する」
という設計思想


このショーツには、約21cmのナプキンに対応した「ナプキンガイド」が設けられています。
色覚の多様性にも配慮したコントラストで、見るだけで正しい位置がわかる仕組みです。
前後を示す「前マーク」もあり、ショーツの向きに迷うこともありません。
注目したいのは、あえて「やらなかった」設計です。
羽付きナプキン対応のダブルクロッチ(二重構造の当て布)を採用しなかったのは、構造を複雑にしないため。
子どもがひとりで扱える「使いやすさ」を最優先にした判断です。
素材は本体もクロッチも95%が天然素材。締め付けを抑えたウエストゴムや、経血が目立ちにくい黒一色の設計など、感覚が敏感な子どもへの配慮が随所に見られます。
「教える」を人に頼らない未来
月経ケアの自立は、子どもの尊厳に直結するテーマです。
「自分でできた」という小さな成功体験が、身体との付き合い方への自信につながっていく。
BirdConnectsは2026年2月にこの「視覚支援ショーツ」の特許を出願済みで、2027年中の正式発売を目指しています。
現在は製品の品質向上のため、先着200名の無料モニターを募集中です。
「誰かが横について教える」以外の選択肢を、下着という日常のプロダクトに埋め込む。
その静かな発明は、初潮を迎えるすべての子どもたちの「はじめて」を、少しだけ穏やかなものに変えてくれるかもしれません。

モニター概要
【サイズ】ジュニア(140/150/160)、レディース(M/L)
【提供数】先着200枚(無償)
【発送予定】2026年10月中旬
【条件】使用後のアンケート回答
【応募】Googleフォームより受付中(各サイズなくなり次第終了)






