母斑を治療しなかった女性。「これは私の個性。感謝してるわ」

「母斑症」は遺伝的な要因や胎生期の環境によって生じることのある皮膚の奇形。ここで紹介する写真の女性は、ロサンゼルスで活躍する22歳のダンサー、カサンドラ・ノード。彼女は左目の下に大きな母斑を持った状態で生まれたが、それを消そうとはしなかった。

周囲からは手術を薦められてもいたが、彼女はそれを断り、母斑とともに人生を歩むことを決意した。彼女にとって、それは個性であり、誇りでもあるのだ。

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-1-605x605

 85singo_スクリーンショット 2015-06-28 17.30.28

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-2-605x605

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-6-605x605

彼女が生まれた時、両親は手術で母斑を取り除くかどうか、判断に迷った。それもそのはず、手術をすれば顔にアザが残ってしまう可能性があった。結局のところ手術は行わなかったが、それは彼女にとっても正しい選択だったようだ。

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-7-605x605

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-18-605x605

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-8-605x605

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-11-605x605

もちろん幼少期には辛い経験もした。学校でもいじめにあった。13歳の時に一度だけ手術を受けたいと両親に相談し、両親も彼女の意思を尊重したが、アザが残ると説明されたこともあり治療はうけず。母斑とともに生きていく決心をした。

当時の話を本人はこう語っている。

「残酷な仕打ちに、泣きながら戦うこともあった。みじめな思いもしたわ。その時は本当に辛かった。でも、時間が立てば変わる。あなたを邪魔する人たちのために歩みを止めてはいけない。あなたの個性を誇りに思うことが大切よ」

 

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-12

ダンサーの道へと進むことになった彼女は、自分の個性にとても感謝しているという。

「私の母斑は、私を表す大きな要素。個性的で、印象に残りやすくて、それは私が選んだキャリアで言えばとても重要なことだから」

そう語る彼女の言葉は本物だ。仕事だけでなく、私生活においても彼女の人生を母斑が邪魔することはなかった。

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-9-605x605

85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-3-605x605 85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-10-605x605 85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-16-605x605 85singo_dancer-with-face-birthmark-cassandra-naud-17-605x605

ある芸能事務所では、宣材写真からフォトショップで母斑を消すように指示されたこともあった。もちろん彼女はきっぱりと断っている。

今では自身の夢を叶え、数々の作品やミュージカルに出演するダンサーとして活躍し、愛する人々とともに人生を歩んでいる。そんな彼女の言葉に世界中の人々が勇気を与えられている。

「母斑は私のチャームポイント。それが私の脚を引っ張ったなんて思わないわ」

自分の個性をどう捉えるのかで、人生は大きく変わるかもしれない。彼女の活動はInstagramTwitterで知ることができる。

Reference:Boredpanda
Licensed material used with permission by Cassandra
Naud
All pictures by Michael Briales(silver head piece)

今週末は『母の日』。今年はお母さんだけじゃなくって、仕事やプライベートでお世話になっている年上女性にギフトを贈ってみませんか?だって、『母の日』ギフトには...
180匹以上のネコと飼い主のポートレイトを撮影するBriAnne Wills。写真にうつるのは、見ているだけでも愛情を感じる女性たちと愛猫の姿。それぞれが...
いつでもそばにいてくれた、「母」という存在の偉大さに気づくのは、いつも『別れ』を意識する瞬間ばかりだと思っていた。だけど山川咲の『うまれる。』には、それと...
料理を語るうえで欠かせない存在はやっぱり母の味。人生の多くの時間を、食を共有することで得た価値観とはどんなものか。ある母娘の食に対する考え方を紹介します。
「カランダッシュ」は、エスプレッソマシンメーカー「ネスプレッソ」の「セカンドライフプロジェクト」のパートナーとして、「849 カランダッシュ+ネスプレッソ...
イケメンと動物の最高ショットはもちろんのこと、今年も売り上げは野生動物保護のために寄付される予定!
母親が3年前に乳癌を告知されたことに影響をうけて遺伝子検査をうけたLesley Murphyさん。結果は将来、乳癌を発症するリスクが高いというものだった。...
恥ずかしいから、書いて伝えてみました。
いじめなどの苦難を乗り越えながら、娘が男として新たな人生を歩もうとする姿を見て、長い間向き合っていなかった“本当の自分”になろうと決心した母親のErica...
先日の「母の日」から一週間が経過しました。もしかして、感謝の気持ちはすでに薄まっていませんか?ここでは、母親が子どものために我慢し続けてきてくれたことのい...
この4種類をデスクに常備しています。
お母さんの記憶の中には、ずいぶんと鮮明に残っているんだろう。紛れもなく、私が、あなたの体の一部だったこと。自分の足で立って、離れていくまで、ずっと。
ホテルがアタシの人生のすべてだったの。妹の葬儀にだって顔を出さなかった…、そのくらい仕事が大事だったからよ。アンタの父親に初めて会ったのもホテルの宴会場。...
創業者である、コラス=アーベルさん自身が乳がんの摘出手術を経験し、医療では治せない心のダメージに寄り添うために、起業することを決めたと語る。「がんでダメー...
常識を打ち破るような企画で世間を常に驚かせてきた「Cut」の動画。今回は、母と息子が登場。互いに普段は聞けない質問をぶつけ合うというものだ。彼らの「ぶっち...
モデルの鈴木えみさんのほか、「幸也飯」で話題になった料理研究家・寺井幸也さんのケータリングや、生演奏も。
10代で母となり、23歳で乳癌と宣告され、今なお再発の恐怖と闘いながらも自分らしく前向きに生きることを、決して諦めない女性ブロガーEmily Lingen...
強烈な過去をもつ女性たちの痛々しい傷跡を見て、あなたは何を感じますか?Sophie Mayanneさんのフォトシリーズ「BEHIND THE SCARS」...
ここで紹介するのは、「Lessons Learned in Life」で掲載された、年老いた母が、娘に贈った手紙という記事。すこし物忘れをしやすくなってし...
思春期の少年には、子どもから大人へと成長する過程で、避けては通れない“通過儀礼”がある。母親との衝突だ。母からの無条件な愛は感じるのだけれど、一方、母とい...
ハッピーエンドを迎えたら、物語も主人公たちの時間もそこで終わり。けれど、もしもストーリーのその先があったなら…。そんな「if」の世界を演じるのは母と娘。デ...
うちのお父さんは、よく自分のことを「レディーなパパ」って呼んでいた。シングルファザーって、他の人からしたら同情しちゃうような笑えない話かもしれない。でも甲...
イスラエルに住むRuthi Gaonさんの息子、Erezくんは、いくつかのハンディキャップを背負って生まれてきました。そのうちのひとつに「congenit...
アイルランド憲法が命に危険性がある場合を除いて中絶を禁止していることに対し、女性たちは「妊娠することも中絶することも私たちの人権」というメッセージを伝えて...