テクノロジーが解放する「2つの自由」。次にアップデートされるライフスタイルは、いったい何?
テクノロジーの進化は私たちをいろんな面から解放してくれます。
ひとつは「ライフスタイル」。 固定電話からモバイルになったことでいつでもどこでも連絡が取れるようになり、コミュニケーションのかたちが変わりましたね。
もうひとつは「働き方」。インターネットとモバイルPCが普及したことで、必ずしもオフィスに行かなくても仕事ができるようになりました。
さぁ、もうインフラの準備は整っています。知らずに固定され続けるのも、積極的に活用して自由を獲得するのも、あとは「あなた次第」です! 今一度、これからの自分のライフスタイルや働き方を見直してみませんか?
テクノロジーが変える私たちのライフスタイル
テクノロジーの進化の後には、必ずライフスタイルが変化します。20世紀には車や家電といったモノが著しい進化を遂げ、私たちの生活をとても便利なものに変えてくれました。
そして私たちが生きる21世紀ではインターネットが広まっていくことで、モノからデータ、情報に価値が移りはじめています。
皆さんはもはやスマートフォンがなかったころのライフスタイルを思い出せないのでは。当たり前のようにニュースサイトを見て、当たり前のようにゲームで遊び、当たり前のように電話する――テクノロジーはライフスタイルを一変させてしまうのです。
スーツを着て9時17時で会社勤務…当たり前だった働き方からの解放
「ライフスタイルが変われば、当然働き方が変わる。スーツを着てネクタイを締め、満員電車に乗って毎日9時から17時まで会社で働く…そんな古い働き方を続けている会社からイノベーションが生まれるはずがない」とこぼすのは、世界をまわりながら、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを実践する実業家の本田直之氏。
自らをモバイルボヘミアンと呼ぶ彼の生き方こそが、これからのスタンダードとなるのかもしれません。
もちろん今まで通りの働き方のままの仕事も残るでしょう。でも、もう縛られなくていい。 就職しなくてもパソコン1台でできる仕事もありますし、環境は整っています。テクノロジーの進化は、私たちの働き方も解放してくれました。
テクノロジーは、私たちを「パッシブからアクティブ」にアップデートする
こうしてインターネットを介して数多くのデータや情報が行き交うようになると、私たちは自分が欲しい情報を自分で選ぶようになります。
今まで新聞でニュースを見ていた人も、たくさんあるウェブメディアの中から自分好みのサイトを見つけてニュースを見るようになったり、テレビドラマもリアルタイムで観ず、録画して好きな時間に観るようになりました。つまり、時間や場所に縛られることからも解放されたのです。
これからのキーワードは「パッシブからアクティブ」。垂れ流される情報をパッシブ(受動的)に受け取るのではなく、自分が欲しい情報をアクティブ(能動的)に取りにいくのが当たり前のライフスタイルになります。だって、大事な自分の時間は、自分の好きなことに使いたいですものね。
固定化されていた最後のメディア「テレビ」も遂に解放される!
新聞はネットニュースに、本は電子書籍に、音楽CDはデジタル配信や定額配信サービスに。私たちを取り巻くメディアが日進月歩のアップデートを繰り返している中、遂に日本を代表する一大メディアのテレビも、テクノロジーの進化によって解放されようとしています。
地上波チャンネルのタイムラインから観たい番組を探し、その時間にテレビの前で待つ。ライフスタイルの一変した私たちに、そんなムダな時間はあるでしょうか?
単に録画すればいいだけではありません。そもそも地上波以外にもチャンネルや番組はたくさんあるのです。それこそ、世界中に!
いまアメリカではストリーミング形式の配信サービスが当たり前になってきています。これにより、好きな番組を世界中のコンテンツから探し、いつでもどこでも好きな時間に観ることができるようになりました。テレビが解放されることによって、私たちのライフスタイルがまたひとつアップデートされるのです。
テクノロジーの進化は止められません。一度起きたイノベーションは、もう以前の時代に戻れないことを意味しています。それでもまだ、今までのライフスタイルや働き方を続けますか?
知らないまま時間や場所に固定され続けるもよし、制約から解放され自由を謳歌するもよし。ど ちらを選ぶかはあなた次第です。自分をアップデートするのは、常に「今」しかありませんよ。