両足のないネコが、車椅子で歩けるようになった瞬間(動画あり)
「頑張って生きたい。キャシディーがそう願ったから、みんなで助けることにしたんだ」
生まれて間もなく、事故で後ろ足を両方とも失うこととなった野良猫のキャシディー。足が不自由なまま、森の中で9週間も生き抜いていたところを発見されました。
安楽死も考えた…
でも、「生きたい」をいう意思を
キャシディーから感じた
捨て猫の里親探しを手伝う、カナダのNPO団体「TinyKittens」。彼らが生後9週間のキャシディーを見つけた時は、大腸菌に感染していて瀕死の状態でした。
「生まれてからの9週間を生き抜いたのは本当に奇跡。最初は安楽死させることも考えたけど、生きたいという強い思いを感じた」と、TinyKittens代表のShelly Roche氏は言います。
マウンテンビュー動物病院で治療を行い、奇跡的に完治することとなったキャシディー。
さらに、後ろ足がなく歩けない彼を助けるために「ハンディキャップ・ペット・カナダ」が車椅子を製作しました。
車椅子で元気に歩く姿が
多くの感動を呼んだ
車椅子を使いながら自分の足で動けるようになったその姿はFacebookに投稿され、大きな話題となりました。
現在、キャシディーの生活はTinyKittensのHPでライブ中継されています。元気に歩く姿が、多くの人を勇気づけているのです。
「例え捨て猫になったからといって、幸せに生きる権利はある。どんな命にも、等しく価値はあるんだよ」と、Roche氏は述べます。
Licensed material used with permission by TinyKittens