【恋愛心理学】よりを戻したいと思ってしまう5つの理由
元カレからメールがきた。元カレが夢に出てきた。遠距離で仕方なく別れたけれど、どうしても彼氏を諦めきれない。やっぱり友達関係じゃ満足できない。色んな理由で、今現在「元カレと復縁したい!」と強く願っている女性も多くいることでしょう。
しかし元カレとよりを戻したいと思ってしまうのには、このような復縁したいという心理が作用しているのかもしれません。恋愛心理学というジャンルを参考に、よりを戻したいと思ってしまう復縁の心理を解き明かします。
1.一人で居るのが寂しくて耐えられない
長くお付き合いを続けてきた人にとって、独り身になることは、まるで自分の半身が欠けてしまったかのような喪失感があることだと思います。その寂しさから、「別れないほうが良かった!」と後悔してしまい、元カレとの復縁を望むこともあるかもしれません。
恋愛心理学的に寂しさというものは、孤独感から「他者から自分の存在を認識されないと錯覚して引き起こす感情」であるとも言われています。しかし、仮に復縁できたとしても、なんの解決策もないままでは、また同じことを繰り返してしまいます。
2.「相手に執着する」という恋愛心理
恋愛中は、恋愛心理学で言うところの「単純接触の原理」により、会う回数が増えるごとに、どんどん親密度が増していったと思います。
一緒にいて落ちつける関係になることで、「この人じゃないとダメだ」という執着心も芽生え始めます。
破局を迎えてしまってからも、しばらくその執着心が残り、復縁を願い続ける結果になることもあります。しかし、いつまでも振り向かない相手に執着し続けていては、明るい未来は訪れないかもしれません。
3.自分の理解者は元カレだけだと錯覚する
復縁を求める理由としてありがちなのが、「自分を理解してくれる人がいない」というものです。自分のことをきちんと理解してくれるのは元カレしかいないと思い込むことで、なんとしてでも復縁しなくてはとそれ以外の道を断ってしまいます。
友人や家族など、自分の理解者は元カレ以外にも居るはずです。そして今後現れる可能性も大いにあります。
復縁することだけにしがみつかず、何か全く別の恋愛以外のものに目を向けてみると、失恋から立ち直りやすいと恋愛心理学的にも言われています。
4.”破局の理由”が不鮮明だったから
相手から与えられる破局の原因がハッキリしなかった場合、ずっと心にしこりが残る結果になります。
理由があやふやであれば「もしかしたら寄りを戻せるかも?」という希望が芽生えてしまい、復縁にこだわる結果になってしまいます。
ただ単に、あなたを傷つけないために理由を濁していたという事も考えられますので、どうしても気になる場合は、ハッキリと破局の理由を相手に聞くのも良い方法だと思います。
原因がハッキリと解ることにより、復縁への欲求がなくなるかもしれません。
5.元カレ以上の人には出会えないと思い込む
「もうあの人以上の男性に出会えるわけがない」「あんな素晴らしい恋愛はもう二度と出来ない」失恋後心が弱っている時は、そのように思って復縁を求めてしまうこともあると思います。
しかし、案外それは思い込みである場合が多く、終わってしまった恋愛を自分の中で美化してしまっていることが多くあります。
いざ本当に復縁してみると、「こんなものだったのか」とガッカリしてしまう結果が待っているのかもしれません。
どうしても考えが変わらない場合は、一度友人に話を聞いてもらい、客観的に現状を見直すことで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
「ナラティブ分析」という方法で、恋愛心理学としても有効です。
復縁にこだわりすぎているために、自分の本当の気持ちを見失っている可能性もあります。一度恋愛心理学的な角度から自分の現状を分析し、冷静に見つめ直してみる事で、辛い気持ちも軽くなるかもしれませんよ。