「寝相」でわかる、恋人の本性
人生の1/3もの時間を費やす「睡眠」のスタイルにこそ、人の本性が表れる──。こう明言するのは「Elite Daily」の人気女性ライターLauren Martinさん。彼女が記し、一時期アメリカでも話題になった、寝相による性格診断記事を、紹介したいと思います。
01.
肘と膝がつくほど、赤ちゃんのように丸まる
→「話ベタで奥手」
この寝相の人は、ぱっと見、強そうに思えてじつは繊細です。そして、感情に流されにくく、なかなか人を好きになりません。
一方で、いったん心を開いた相手とは強いきずなで結ばれ、愛に満ちた関係を築くことができます。
02.
ピンと伸びた姿勢で、ほぼ直立不動
→「話し上手で浮気性」
手のひらがももの外側に付くように、ピンと伸びた姿勢で眠る人は、積極的に外に出ていき、人と関わるのが大好き。良く言えば社交的で話し上手。悪く言えばつき合う相手をコロコロと変える、浮気性タイプ。
つらい思いをしたくないのであれば、親密にならないのが得策かも。
03.
横向きで両手を身体の前に置く
→「疑心暗鬼タイプ」
左右どちらでも、身体を横向きにして、両手が身体の前面に出る寝相の人は、他人をなかなか信用しようとしない性格です。もしかしたら、過去に誰かから傷つけられた経験があって、偏見を持つようになってしまったのかもしれません。
誰かとつき合っていても相手を疑ってかかることが多く、関係を長続きさせるのはなかなか難しいでしょう。
04.
仰向けで両手を顔より上にあげる
→「気さくで人懐っこい」
いわゆる大の字に近いこの寝相をする人は、気さくで人懐っこい。さらには誠実で正直者です。失恋しても立ち直りが早く、ちょっとやそっとのことでは落ち込みません。
真実の愛をいつも探し求めていて、つねに恋人がいるタイプです。
05.
両手をグーに握った状態でアゴの下に置く
→「石橋を叩いて渡る慎重派」
両手に握りこぶしを作って、仰向けの姿勢で胸の上で組んで寝る人。これは先に紹介した赤ちゃんの寝相と類似していて、強そうに見せかけるのは繊細さの裏返しにすぎません。石橋を叩いて渡るような慎重で神経質なタイプです。
つねに他人に質問を投げかけ分析し、自分を傷つけたりしない人だと分かるまで、なかなか心を開きません。
06.
腕で枕を抱きかかえたままうつ伏せ
→「人見知りで消極的」
そもそも、このタイプの人は人見知りで自分の意見を言いません。何か問題が起こっても、それに対して立ち向かおうとしないのです。それは困難な状況に身を置くことが苦手で、関係を長く続けることがなかなかできない性格がゆえのこと。
でももしかしたら、弱いからというわけではなく、単に平和主義者なだけとも言えそう。
07.
とにかく枕を抱いて寝る
→「ロマンチスト」
枕を胸に抱いて眠る人がごく稀にいますが、彼らはロマンチストで恋人を大切にするタイプ。恋人だけでなくすべての人間関係を大切にできる、思いやりがあって優しい性格です。
さて、いかがでしたか?
言われてみれば…という気がしてきませんか?じつは、Martinさんが寝相で性格を言い当てるのには、きちんとした理由があってのこと。
この性格診断のベースとなっているのは、健康情報コミュニティサイト「WebMD」による、男女約1,000人を対象に行った調査。睡眠時の人間の姿勢がどのように健康に影響を与えているかを調べたものだそう。
たとえば、「赤ちゃんのような姿勢で寝る人」は全体のおよそ41%で、さらに男性の2倍近くの女性がこのポジションで眠っていることが判明しました。
調査を監修した、英国睡眠学会の会長を務めるChris Idzikowski博士は、寝相と性格の関係は「睡眠の質」にあると強調します。つまり、寝相の悪さからくる睡眠不足が、性格にも少なからず影響を与えているという見解だそうです。