自分を大切にするための8つの方法

疲れを感じているということは、自分を大切にできていないということでもあります。ここに紹介する、本心を探る方法を試してみては?

1.まずは「自分を大切にする」ことの効果を知る

自分を大切に

主人のため、子どものため、会社のため・・・と頑張っているああなた。やりたいことをやっていると思っているかも知れませんが、相手が自分の頑張りを認めてくれないと腹を立てていませんか?本当は「感謝されたい」「認められたい」など相手に承認されたいという欲求がありませんか?

それは誰にでもある感情ですが、欲求を解消するためにはもっと効果的な方法があります。実は相手に尽くすよりも、自分が本当にやりたいことをやった方が効果的なのです。「あなたのため」と大して笑顔も見せず死んだ目で奉仕してくれるあなたより、少々わがままでも自分のやりたいことをやってキラキラしているあなたの方が断然相手の心を掴みます。

また、自分の要求を素直に満たしている人間の方が自分の能力を十分に発揮することができるので、仕事の能率も上がり、良いアイデアが湧きやすくなります。

2.よく眠り、バランスの取れた食事をする

これは全ての悩みに共通することですが、肉体が物理的に癒されないと何も始まりません。睡眠時間が足りない方はとにかく眠りましょう。そしてスーパーのお惣菜でいいので栄養バランスの取れた食事を用意し、しっかり食べましょう。

体内の調子を整えると自然に気持ちも落ち着き、今まで見えなかったことが見えてきます。

3.しんどい場所からは勇気を出して離れる

勇気を出して

たとえば、今の会社の業務内容や拘束時間、人間関係などで大きなストレスを感じている人。これからは頑張り続けるだけでなく「辞める」ことも選択肢の1つに入れてください。困難を乗り越えることが必要な場合もあるので、単純に「イヤなら辞めよう」とは言えません。

しかし、すでに改善のために行動を起こしたけれど解決できずに万策尽き、後はただ我慢するしかない状況に陥っているのであれば、そんな会社はさっさと辞めてしまいましょう。一口に「会社」といっても、ある会社内の常識は他の会社の非常識と言っていいくらい内部環境は違います。

あなたは、もしかしたらとんでもない非常識に付き合っているのかもしれません。「おかしい」と思う自分の感情を尊重してあげてください。

4.自分のために月々の貯金を始める

今している貯金とは別枠で、いくらでもいいので毎月定額を自分のために貯金します。少しずつでもだんだん増えていく貯金額を見ているうちに「これだけのお金を自由に使っていいなら」とやりたいことを思いつけるかもしれません。

世の中の大抵のことは資金がないと始められません。いざやりたいことが見つかるその日のために、少々節約してでもお金を貯めておきましょう。

5.自分で自分にプレゼントを買う

自分自身にプレゼント

これは自分の本心を探るための手段です。自分にプレゼントをして、それを実際に手にした時どう感じたか、自らの気持ちを観察してみましょう。

いいなと思っていた物をいざ実際に手に入れてみると、思ったより嬉しくなかった…という経験のある方は意外と多いのではないでしょうか。自分が本当に望むものは案外分かりにくいものなのです。

自分が本当に欲しいものを当てるコツは「自分にプレゼント」と聞いて最初に自分の心に浮かんだものを買うこと。初めに思ったことが自分の本心であることが多いです。

6.ありのままの自分を責めずに認める

たとえば、人に頼みごとができず自分1人で抱え込んでしまい、膨大な仕事の量を前にげんなりしている場合。「要領が悪いからダメなんだ」「他人を信じてないから頼れないのかも」と自分を責めないでください。

人の欠点の裏には必ず長所が隠れているもの。あなたはとても責任感が強い真面目な方なのではありませんか?まずはそんな自分の長所を自分で褒めてあげましょう。

そうして自分をいたわり、疲れている自分を受け入れてあげましょう。あなたは十分頑張っています。どうしても自分から人に頼みごとができないなら、そういったことが得意な同僚に助けを求めましょう。

7.やるべきことに優先順位を付ける

優先順位

あれこれと全部を頑張ってしまうので疲れる、という方におすすめ。自分の身の回りの主な人や物、環境、パートナー、子ども、親、会社、などを紙に書き出してゆきます。

そしてこの中で自分にとって一番大事な項目は何であるかを考えましょう。一番失いたくないものはどれでしょうか。1番大事な項目が分かったら1番を付けます。そして次に大事な項目、その次…と順番に考えてゆき、番号を振ります。その順番が、これからのあなたがやるべきことの優先順位です。

どんなに忙しくても1番を振ったものに関することは最優先で着手します。順位が下位のものに関することは、時と場合によっては放棄したり他の人に振るなど、意識的に手を抜きましょう。

自分が1番大切なものに1番手をかけられれば、他のことで少々困ろうと気にならないくらい自分の心に満足感を与えます。

8.海、山、川などに出かけ、自然に触れる

そういう場所に興味がわかないインドア派の方は特に、騙されたと思って行ってみてください。

ありのままの自然には人間の脳や心を浄化してくれる作用があると言われています。どうしても遠出する時間が取れない方は、近場の緑の多い公園でも構いません。そして木陰や岩場に腰かけてボーッとしてみましょう。風に木の葉がこすれる音、水の流れる音などに集中して耳を傾けたり、深呼吸してみましょう。

予想以上に気持ちがすっきり洗われて前向きになれます。時々は自分の気持ちをリフレッシュすることも、自分を大切にすることの1つです。

「自分を大切にする」とは、本当に自分のためになることをするということ。自分のワガママ放題、好き勝手にやっていいということではありません。長年他人のために尽くしてきたあなたなら、他人を本当の意味で助けることが難しいことは分かりますよね。逆にいえば、真に自分を助けるのは自分しかいない、ということです。疲れているあなた、もっと自分のために自分の時間を割いてあげましょう。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。