今日も明日も、何度でも思い出したい7つの「ライフレッスン」
「継続は力なり」。自転車は一度乗り方を覚えてしまえば一生乗れますが、人生の教訓となると、一度うまくいったからといって、毎回うまくいくワケではありません。
だけど「それでも立ち向かうからこそ、得るものが大きい」というのは「Inc.」のライター、Nicolas Cole氏。彼が紹介するのは、たとえつらくとも繰返し自分に言い聞かせたい7つの教訓。
01.
「簡単」に見える道は
いずれ困難に変わる
「簡単」な道は、そう見えるだけでじつは「長く、困難」な道であることがほとんどです。一見簡単に見えるものは、難点がすぐ目に映らないから簡単そうに見えるだけ。
簡単な選択肢を選ぶ前に「自分が本当は何を必要としているか?」と考える時間をつくると、最初からちゃんと欲しいものが手に入るかもしれません。
02.
ジェットコースターのような
恋愛にはブレーキを
恋は、突然始まるもの。その瞬間から愛と情熱で燃え上がり、急速なスピードで恋に落ちていく恋愛に身に覚えのある人も多いのでは?
でも、このような恋愛ほど危なっかしいものはありません。「恋はジェットコースター」なんて言われることもありますが、本当にこの表現がどんぴしゃ。流れに身を任せていいときもあれば、ときには主導権を握り、自らブレーキを踏む必要もあるのです。
03.
まれな大きい成果より
毎日の小さな努力が大切
とくに何も行動をしていないのに、なぜか「いつかうまくいく」と信じている人は意外に多い。だけどフェラーリ2台を持ちながら5億円のマンションで生活をしたいなら、それ相応の努力が必要です。
「いつか」は今日。「いつか」は今なのです。「いつか」うまくいかせるのではなく、「いま」うまくいかせるのです。大きく前進したいのであれば、時間がかかることを理解しましょう。大事なことは、いまの自分の力が許す限り、最善の努力を注いでいくことです。
04.
やみくもに成果を求めるより
自分を知ろう
「成果を出すこと」と「しあわせ」は、必ずしもイコールではありません。エゴを満足させるために成果を積み上げていくことと、自分を磨きあげるために挑戦していくことは、別モノだということを覚えておきましょう。
なにかを達成したときに体験する「一時的な喜び」よりも、成果を出すことによって「よりよく知れた自分」にフォーカスしてみましょう。日々の努力が実ってようやく頂上に登れたとき、すぐに次に向かうのではなく、ゆっくりと景色を楽しみ、様々な障がいを乗り越えてきた自分に感謝しましょう。
05.
生活を共にする人が
あなたをうつす鏡
ふと周りを見てみてください。そこにいる人は、あなたを不安にさせるような存在ですか?それとも成長させてくれる存在?
誰しもが、不安や恐怖を胸のうちに秘めています。だからこそ、それらに押しつぶされるのではなく、立ち向かう勇気をくれる関係を築いていくことがとても大切。理想像がハッキリとあるのなら、すでにその特徴を持っている人の周りにいるように意識しましょう。そうして「なりたい自分」に近づくことができるのです。
ときには関係を絶つ必要も出てくるかもしれません。これが一番難しいのですが、人生は出会いと別れの繰り返し。来るもの拒まず、去るもの追わずの精神で進むことが重要になってくるでしょう。
06.
ずっと「同じ」でなんて
いられない
「安定」ほど、居心地のいいものはありません。だけど、変化のない人生なんて残念ながら皆無です。なにをするにせよ、ある一定の域まで辿り着いてしまうと、変わらざるを得なくなるのです。なぜならば成長するためには変化が必要だから。
どうせ立ち向かわなければならないのなら「変化」を待つのではなく、自分から見出すのです。生活がマンネリ化してきているのであれば、自ら生活パターンを変えたっていいんです。これは生活、恋愛、キャリア、健康、など人生の全ての分野に当てはまること。たまにはわざと居心地の悪い環境に身を置いてみては?
07.
自分の内から湧き上がる
声を大切に
人生は無数の選択の上に成り立っています。その選択は、自分の育ってきた環境や周りの意見に少なからず影響されるのも事実。ものによっては周りの期待に応えなければいけないというプレッシャーもあり、いくら最終的に判断を下すのは自分だと言ったところで、周りからの影響は否めません。
だからこそ、自分が本当にしたいことは何か、見直す必要があるのです。自分の希望が周りの意見と合わないときは、無視してしまうほうがラクなときもあるはず。多くの場合、周りは「安定」を望みます。
でも自分の人生の選択肢を周囲に委ねてばかりいては、いつまでたっても自分が望む人生には近づけません。荒波のない人生のほうが楽かもしれませんが、本当にそれを望んでいますか?ときには自分で波を立てたっていいじゃない。波を立ててこそ、乗り方を覚えるだから。