未来のジブンをつくる「ライフブック」の使いかた。
就職を目前にした2014年3月。僕はある研修でシアトルにいた。
知人から紹介を受けて、ほんの軽い物見遊山って気持ちがどこかに。だが、そこで「内省」というものを初めて体感した。言うまでもないが内省とは、自分の考えや言葉、行動などを深く省みること。
当時の僕は23歳。「自分が何者なのか?」「何が好きなのか?」「何をしたいのか?」「なぜそれをしたいのか?」、自分自身のことをどれだけ知らないかを異国の地で思い知らされた。
帰国後、就職を決め、毎日根気強くやり続けた。それから1年後、僕は会社を辞めていた。
今回見つけたのは、2人の女性によって作られた内省ができる本。ワークに沿って書き込んでいくのが特徴だ。好きなことを見つけたり、夢や目標の捉えかた、1ヶ月ごとの振り返りシート、具体的な計画まで書いていく。
この「書く」というのが大切。頭で思っていることを書き出してみるとスッキリするし、あとで見返してみると自分を客観視できるモノになるのだから。
たとえば、こんな使いかた。
【好奇心リスト】
興味のあるコトやモノをなんでも書く。意外な自分を発見できるかもしれない。
【ビジョンシート】
夢を言語化できなかったら、イラストだっていい。自由に描こう。上手く説明できなくてもそれでOK。誰が夢を説明しなきゃいけないなんて決めた?
【プランを立てる】
夢を描けたら、目標を決めていつまでに何をやるか決める。具体的な行動まで決めるのが肝心。
【カレンダー機能】だってバッチリ
週ごとのカレンダーでは、やったことを色別に記録しておくことができる。夢に向っている過程を振り返りながら、“見える化”できる。
毎月ごとの【内省タイム】
月の終わりには、白紙のページが用意されている。その月にあった出来事、感じたこと、考えたことを振り返れるようになっている。
もう、お気づきだろうが、エンボス加工された表紙の「MAKE SHIT HAPPEN」。たとえそれが、たわいない“SHIT”だったとしても、「実現せよ!」のメッセージがいい。
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