スケジュールを減らすと手に入る「3つの変化」

「忙しい」が口ぐせで、それを言うたびに周りの人から「忙しいっていうのは心を亡くすって書くんだよ」とか言われて、さらにイライラ…。

カレンダーいっぱいに予定を詰め込むことで、充実した生活を送っていると思っているかもしれませんが、もしかして錯覚だったりしないですか?本当にやりたいことができていますか?

becomingminimalist」のライター、Melissa Camara Wilkinsさんがまとめたのは、予定を極力減らすことで得られるメリットについて。

「元気?」

1週間の内に何度そう聞かれるだろうか。元気だろうとなかろうとみんな同じような答えをするもの。他に「忙しい?」というのもある。カレンダーはスケジュールで埋まっていて、みんな忙しいのも事実。

家の中から不要な物を処分すれば、物を探したり収納する時間が減るので自由な時間を見つけることはできる。でも、余った時間に予定を入れ続ける方法なんていくらでもある。誰だって、忙しくなれるのだ。

忙しくすることで自分の価値を感じる人もいる。でも、あなたに価値があるのは予定ではなく、自分そのものだ。忙しさがあなたの価値を決めるわけではない。ボランティアをしたり、友だちと過ごしたり。子どもがいれば、一緒に遊んだり授業参観に行ったり。ほとんどの人が分刻みで動いているが、まわりのみんなもやっているから気にならない。

「元気?」なんて聞くのはやめて、「どうやって全部こなしてるの?」と聞いたほうがいいのでは、とさえ思ってしまう。そこで最も重要なのは、その過程についてではなく目的を考えることなのだ。

それは本当にやりたいこと?

「どうやって全部こなしてるの?」と聞く代わりに、「なぜこれを選択したのだろうか?」「これは家族や、自分の心を豊かにしてくれるのか?」「これは自分に向いているか?」と問いかけてみよう。

予定が目的と合っていれば、そのまま続けよう。でも、スケジュールを埋め尽くす予定が、自分の方向性と合っていなければすぐにやめるべき。みんながやっているから、というだけで活動することに意味はない。自分のために時間を使わなければ、なりたい自分になんていつまでたってもなれない。

スケジュールを減らすと
見えてくること

いま忙しいと思っていることをすべてやめてみると、次のようなことが起こる。

01. 必要な物が減る

全ての活動にはそれぞれの服や靴、道具などが必要。自分にとって大切ではないことをやめると、望んでもいないガラクタが要らなくなる。

02. プレッシャーから解放される

活動が減ると、当然ストレスや出費も減る。渋滞や到着時間などへの心配も減り、毎日のプレッシャーから解放される。

03. もっとゆっくり呼吸する時間ができる

自由な時間が増えると、落ち着いて考えることができる。夢や成長のための時間、反省して次に活かす時間。カレンダーの空きスペースをみつけて、世界のどこで暮らし、どのように生きていきたいか考えてみよう。

忙しさに怠けず、それぞれの目的に従って生きよう。自分のことを大切にして、自分に合った生き方をしていくべきだ。

Licensed material used with permission by becoming minimalist
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。