もしも子どもの頃の自分に出会えたら、この13のことを伝えたい

もしもタイムマシンがあったら、子どもの頃の自分に何を伝えたいですか?

そんなドラマや漫画がたまにありますけど、一度本気で考えてみるのもありかもしれません。大人になったいまだからこそ、わかること。それを整理することは、あなたがこれからの人生を生きていく上でも大切な指針になるかもしれません。

ここでは女性ライター、Lena Ohさんがまとめた「Elite Daily」の記事を紹介しましょう。

人生を振り返りながら考え込んでいた昨日、私は22歳になった。子供の頃は早く大人になりたかったのに、今は「大人になんてなりたくなかった」とさえ思う。

人生は矛盾だらけだ。笑顔に溢れた人たちも見たし、涙で濡れた人たちも見てきた。片思いの相手に無視されたこともあるし、私を想っていてくれた人を無視したこともある。

たくさんの皮肉も目の当たりにしたし、つらい経験もした。そんな間違いから学んだことを、子どもの頃の私に伝えられたらと思う。

01.
来る者あれば、去る者あり

これは、私も最近まで受け止められなかった真実。友だち、恋人、同僚、同級生と、来る者もあれば、去る者もあり。

Facebookのタイムラインや昔の写真、昔の手紙、昔の動画、人や場所やすごした時間を思い起こす歌など、過去に浸ることが多かった私。

そんな風に過去の思い出に浸ったあとは、必ず誰かのことを思い出した。それは良いことだけど、その懐かしい気持ちに心が痛んだ。

その人たちが今、どんな風に生きているのか。なぜ離れていったのか。また同じ時間をすごすことができるのか。そんなことばかりを考える。

もう関わりがなくなって良かったと思う人もいれば、同じ道を歩むことができれば良かった、と思う人もいる。

矛盾しているようだけど、悲しい気持ちと幸せな気持ちが同時にやってくるのが、思い出。でも子どもの自分に伝えられるなら、それは人生では自然なことだって教えたい。自分の力で変えられることもあれば、どうしようもないこともあるし、乗り越えるための時間もある。

かつて1秒たりとも離れたくなかった人が、今では赤の他人になっていることもある。でもその人が誰であれ、お互いの人生に欠かせない人であるなら、きっといつかまた出会うはずだから。

02.
男の人を追いかけてはダメ

何人かとお付き合いをしてきたけど、いつもその人が運命の人なのかって考えていた。別れを切り出したのが私か彼かは置いておいて、最後はいつもガッカリしていた。

別れは避けられないものし、誰だって1度は経験すること。つらい時間だけど、きっとあなたを成長させてくれる。

その経験を経て、自分のこと、強いては理想の男性像についてよく知ることができるはず。男の人を追いかけてはダメ。

たとえ説得してヨリを戻しても、きっと続かないはず。説得できる彼ではなくて、説得する必要のない男の人と一緒にいるべき。

適当なところで妥協をしてしまうと、得られるものも低くなってしまう。誰かの残念賞になり下がる必要なんてないのだから。

03.
幸せのためには
少しくらいわがままに

「幸せのためにはわがままに」とは言え、ものを盗んだり誰かを騙したりと、他の人を傷つけるようなことをしてはダメ。幸せのチャンスを邪魔されそうになったときは、自己中になれ、ということ。

あなたのハートを弄ぶ男の人とは、きちんと別れて忘れよう。泣き続ける夜なんて必要ないの。

世界にはあなたのことを大好きな人が、かならずいる。自分自身を愛して、幸せを追い求めることを誰にも邪魔させないように。

私は昔、自分の気持ちや情熱を間違った方向に注いでいたけれど、ある日気づいたの。そのエネルギーすべてを夢や目標、憧れに注げば、もっと人生が有意義なものになると。

結果、言葉では表しきれないほどのチャンスに恵まれるようになった。このアドバイスは、もっと早く実行しておけば良かったと思う。

04.
両親を大切にして
その気持ちを伝えよう

22年の人生、そこにはいつも両親がいた。若い頃はなかなか親に感謝することが難しいかもしれない。でも大人になるにつれて分かるのは、あなたが最高の人生を送れるようにと、どれだけの犠牲を払い、どれだけ一生懸命働き、たくさんの事を捧げてきたのか、ということ。

私が今年大学を卒業できたのは、両親のおかげ。2人がいなければ、今の私はない。

勉強しろとうるさく言ったり、ウソをついたときに叱ったりするのは、あなたのことが大好きで、世界に良い影響を与えられるような人間に育ってほしいと思っているから。

いつもあなたのために走り回ってくれるのは、両親だけ。

まだ元気なうちに、両親を大切にしよう。歳をとって2人がいなくなってしまったあとに後悔しないように。

友だちと早く出かけたいからといってすぐ電話を切るのではなく、少し長く話してみて。夕飯を作ったりだとか、家事を手伝ってみて。

05.
許すこと

これまでに私を傷つけた人はたくさんいた。でもその反面、私が傷つけた人もたくさんいる。そんな私が、今まで得たのなかで1番価値のあるものは「慈悲の心」。

間違いを許してもらったとき、すべてが大丈夫になったと思うと、とても気持ちが楽になった。愛とやさしさには、かならず報いること。

嫉妬心からイヤな態度を取っていた、同級生の女の子。許そう。ウソであなたを陥れようとした友だち。許そう。

情け深く、慈悲の心と愛情をもって対応すること。たとえそんな必要はないと思ってしまう相手でも。情けというのは、じつはそんな相手にこそ必要なもの。誰かがあなたを傷つけたことを理解した上で、相手の想像を想えるのは大人の証。

そうしていると、いつか冷たく感情のないような人さえも、涙を見せる。周りの人は、誰でも隔たりなく愛し続けること。

06.
つまらないプライドで
大切な人との
関係を壊さないよう

プライドを持って自分のために立ちあがるのは、ときには良いこと。でもプライドが高すぎると、自分を傷つけてしまうことになりかねない。

謝るというのは、必ずしも自分が間違っていたというわけではない。謝るのは、その相手との関係が、プライドよりも大切だから。

07.
怠けず、活動的に過ごすこと

これは若き日の私に1番伝えたいこと。たわいもないことに費やしてしまった大切な時間は、もう2度と戻ってこない。

早起きをして、やることをやる。1日を最大限に活かして、自分のものにする。数分だけ早く起きるだけでもいい。渋滞ラッシュに巻き込まれるのは、大切な時間のムダ遣い。

08.
いい友だちに囲まれれば
あなたも「いい人」になれる

周りのプレッシャーに負けないで。どんなに自立していて自分で決断することができても、周りの人があなたを変えてしまうこともある。

飲酒運転が良くないのはわかっているはず。ドラッグには絶対に手を出さないと子どもの頃に誓ったはず。自分のことを「ビッチ」って呼ぶ子がいるからって、あなたも同じであるべきとは限らない。

自分はと大切にして、きれいで、特別で、ユニークな女だって言えるようになろう。

周りに流されるのではなく、自分の評判こそが1番大切なものだってきっと気づくはず。周りには良い人達を集めよう。

09.
感謝ができる
「まともな人間」になること

どんな立場にあっても、人がしてくれたことにはきちんと感謝しよう。けっして、それが当たり前だとは思わないように。

ドアを抑えてくれている人や、混み合った道を譲ってくれた人。

人生とは大変なものだ。誰だって悩みもあれば、苦労もしている。本当に皆、一生懸命生きている。まともな人間であれば、他人の不幸の上に自分の幸せを築くようなことはしない。自分がしてもらいたいことを、相手にもしてあげよう。

みんなに優しくしよう。レストランの店員さんや、学校の事務員さんにも。感謝の気持ちがない人は、最低だと思う。他人を敬い、謙遜する気持ちを忘れずに。

10.
期待をしすぎない

目標や夢を持つのは素晴らしいけど、期待はしすぎないこと。自分が他の人にしてあげたいと思う気持ちから、相手にも多くを求めてしまうことがあるけど、それこそが失望の原因。

見返りを期待せず、他の人に何かをしてあげよう。そうすれば、何かお返しがあったときに幸せな気持ちになるし、がっかりすることも減るはず。

11.
他人の意見を気にして
夢を諦めない

人生でたくさんのことをしたいと思っていた。でも、周りの人がどう言うか気になって、諦めていた。結果、チャンスを逃して、他の人が私の夢をつかんでいくのを目の当たりにした。

今ある情熱や気持ちを、しっかりと追いかけること。人生は1度きり。だったら、夢に見た人生を生きるべきじゃない?

12.
大切な人につらい出来事が
待ち受けていることもある

お母さんとお父さんが一生懸命努力したものが、目の前で崩れ落ちていくのを見るのは、とてもつらいこと。

何十年も大変な仕事をしてきた結果、おじいちゃんやおばあちゃんが足腰を痛めているのを見るのは、とてもつらいいこと。

何の罪もない赤ちゃんが障がいを持って生まれてくるのを見るのは、とてもつらいこと。そんなときにできるのは、その人たちがどんなに大切で、愛されているかを伝えてあげること。

13.
「手放すこと」こそ
しあわせな人生の秘密

つらさを。怒りを。後悔を。わだかまりを。過去を。間違いを。元カレのことを。がっかりした気持ちを。全部、手放すこと。

ネガティブなことにしがみつく必要もなければ、そんなものに割く時間もスペースも無い。いらないものは捨てて、部屋中を素敵なもので埋め尽くそう。

人生も同じ。人生をつらいことやネガティブなことでいっぱいにしてしまうと、ポジティブなことが入ってくるスペースがなくなってしまうのだ。

なにかを手に入れたり、追いかけたりするときは、この事を考えてみよう。ネガティブはなし。心と人生のスペースの無駄だから。怒って暴言を吐くと思っていた人が黙っているのって、すごいことじゃない?つらくて涙を流すと思っていた人が、笑顔なのって素敵じゃない?

あなたを引き留めるものから手を放してみれば、人生がどれだけ美しいものになるのか、きっとわかるはず。

Licensed material used with permission by Elite Daily
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