気持ちの整理をするための10の方法

気持ちの整理をつけたくてもうまくいかないときには、そのことばかりに考えが集中し、どうしても気持ちが沈んでしまうものです。自分の気持ちをうまくコントロールできない状態から、できるだけ早めに切り抜けられる10の方法をご紹介していきましょう。

1.可能性や仮定の話を持ち出さず、事実だけに目を向ける

事実

起きてしまった事実を受け入れず、「もしあのとき違う方法を選んでいたら」などといった仮定や可能性の話を持ち出したとしても、現実とは程遠い思考を繰り返すことになります。事実をありのままに客観的に捉えることで、納得がいくことも出てきます。

2.いまからでも変えられることを具体的に考える

過去は変えられないけれど、将来の出来事は自分の努力次第で変えることができます。過去の残念な出来事を糧にして、いますぐに自分ひとりでできることを探して実行してみましょう。有意義な行動を起こすことで、自然と気持ちも落ち着いてきます。

3.悲しいときには、ひとりで思いっきり泣く

泣く

悲しい気持ちがあふれてきて、どうにも収拾がつかないときには、ひとりで思いっきり泣いて、涙とともに心の中に溜まっている言葉にできない気持ちを流してしまいましょう。涙が枯れるまで泣くことができたら、気持ちが軽くなるはずです。

4.怒りが収まらないときには、いったん考えることを中断する

激しい怒りが沸々と湧き出てきて抑えようがないときには、少し時間をおいてから考えたり、言葉を口にするようにしましょう。自分の感情にまかせて、誰かに思いのたけをぶつけてしまっては、大きな後悔が残ります。「沈黙は金」となることも頭の片隅においておきましょう。

5.ストレスの原因となっている品物を処分する

捨てる

気持ちの整理がつかない原因となっている品物や写真などがあれば、思いきって処分してしまいましょう。捨てるという行動を起こすことで、自分のマイナスな気持ちに踏ん切りがつきます。新しいスタートを切るには、もっとも早道です。

6.将来なりたい自分の姿を想像する

くよくよと悩んでいてもきりがないときには、将来、どういう自分になっていたいかを考え、その理想に少しでも近づけるように、行動パターンを変えてみましょう。服装や髪形を変えて、外見から生まれ変わった自分を楽しむこともひとつです。

7.気のおけない仲間と楽しい会話や食事を満喫する

楽しい

気持ちの整理をつけようとして真剣に向き合うほどうまくいかない場合には、気のおけない仲間とたわいもない話をしながら食事を楽しみ、笑いとばしてしまいましょう。明るく楽しい時間を過ごすうちに、いままで胸につかえていたことが大したことではないと思えてきます。

8.憧れの街や場所を訪れ小旅行を楽しむ

今まで行きたいと思っていた街や場所を目指して小旅行を計画し、思いっきり気分転換をしましょう。

自分がやりたいことだけをしながら、旅を楽しむことに集中しているうちに、新たな出会いや人の温かい心に触れ、自分の凝り固まった気持ちが癒されて心の整理がつきやすくなります。

9.好きなスポーツをしていい汗を流す

スポーツ

自分が楽しいと感じるスポーツに集中し、いい汗を流して心身ともに爽やかな気分を味わいましょう。手軽に始められるスポーツジムなどで、自分の目標を決めて達成感を味わうことで、同じような爽快感を得られる場合もあります。

10.好きな映画や本を通じて心の旅をする

好きな映画や本をじっくりと楽しむ時間をつくり、現実の世界から少しだけ距離をおくことで、心にも休息を与えてあげましょう。そうすることで、思いのほか緊張がほぐれ、冷静になれる自分を発見しやすくなります。

そういうときもあるものだと大らかな気持ちになれるかもしれません。

気持ちの整理がつかないときには、自分のことを責めることなく、リラックスできる方法を探すことから始めましょう。同じ一日を過ごすのであれば、悲しく辛い時間よりも、楽しく心地よい時間を重ねることで、あなたの心に元気を取り戻してみては?

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。