洗濯機の水道代を節約する5つの方法
節約、とくに水道代について考えたことは? 水道代は段階式に値段が上がっていくので一概には言えませんが、相場を見ると1リットルあたり約0.25円が平均となっています。
例えば、洗濯に使用する水の量はだいたい105リットルくらい。計算すると洗濯機を一回回すのに26円ほどの水道代がかかっていることになります。もし、毎日洗濯機を回しているのなら月当たり約800円。年間にすると洗濯機だけで9500円ほどに膨れ上がります。
一方、お風呂は日々の疲れを癒すのに大切なこと。水道代を節約するのであれば同じように1回当たりの容量が大きい洗濯機にかかる水道代を節約する方がおすすめです。
1.オーソドックス水はお風呂の水を
洗濯機の水の節約ではよく知られた方法ですが、お風呂によくつかる場合は、お風呂の水を洗濯機に回すのがおすすめです。
浴槽はだいたい一般的なものであれば200リットルくらい入ると言われています。
洗濯機に使われる水をカバーするのには充分な量です。さらに、あったかいお湯やぬるま湯であれば、汚れも取れやすくなるのが嬉しい点。まだ実践していないという方は、くみ上げ式のポンプを取り付けてさっそく、お風呂の水を洗濯機で使えるようにしましょう。
ただし、このお風呂の水を再利用する方法は、汚れが気になる方には向いていない可能性もあります。
どちらかというと一人暮らしなど、お風呂の水の汚れが少ない家庭での導入がおすすめです。
2.手洗いできるものは手洗いで
できるだけ洗濯物を増やさないことも、水道代節約のコツです。
例えば汚れがひどいものなどを洗濯する際、汚れがひどいからと言って単体で選択するのはスマートとは言えません。
まずは手洗いである程度汚れを落としてから洗濯するようにするようにしましょう。
3.何日分かまとめて洗うようにする
洗濯機を動かすのが毎日だという方、量は適切でしょうか。
家族の人数が多いという場合は仕方ない部分もありますが、一人暮らしや二人暮らしなのにも関わらず毎日洗濯していると水道代もかさんでしまいます。
洗濯機がパンパンになるまで溜まってしまうと、洗濯機の動力効率が悪くなってしまい良くありませんが、洗濯機の8割ぐらいなら問題ありません。
洗濯にかかる水道代を節約したいなら、ある程度洗濯物をためて、まとめて洗濯をするのがおすすめです。
もし、仕事に使うものなどがあるから毎日洗濯しないといけないという方は、洗濯機だけではなく、他の方法を考えてみてはいかがでしょうか。
手洗いや天日干しなどでも大丈夫そうであれば、他の方法を選択するにこしたことはありません。
4.洗濯ものの入れる順番がコツ
洗濯ものを入れる順番によって、水道代が変わってしまうということはご存知でしたか。
ほとんどの方は、特に意識せずそのまま入れていると思います。
ですが、洗濯ものの順番を意識するだけで、水道代だけでなく電気代まで節約できるのです。
ポイントは重いものから。
先に重いものや大きいものを入れて、上に軽いものを入れるようにします。
上に軽いものを置くことによって、洗濯機の動力の効率が良くなり、無駄に水を使わなくて済むのです。
5.洗濯洗剤は適量を守るようにする
洗濯洗剤と洗濯機の水道代は一見あまり関係の内容に見えますが、実は深いかかわりがあります。
洗剤をたくさん入れた方がなんだかきれいになる気がするから、とつい洗剤を多めに入れてしまう方は要注意です。
実は洗剤が多いと、洗剤を落とすためにすすぎの回数も増えてしまい、使われる水の量も増えてしまいます。
洗濯洗剤の裏には洗濯量に合わせて適切な量が表示されているので、できるだけきっちり守るようにしましょう。
洗濯機の水道代を節約する方法を紹介しました。できるだけ毎月かかる水道代を節約したいという方はぜひ参考にしてみてください。うまく取り入れられるようになったら、自分ですすぎの回数など設定してみるのも良いですよ。