ポートランド発!水道管を使った「新しい発電法」がナイスアイデア・・・
「Lucid Energy」が開発した発電システムは、インフラのひとつ「水道管」にタービン発電機を設置したもの。流れる水の力で発電できる。しかも、水質センサーつきで飲水の検査にも応用可能。ダムのように環境に影響することもない。
ポートランドで試験運用開始!
「水道管発電」
Photo by Studio2a
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「Lucid Pipe」は、従来のパイプと交換するだけでOK。下り傾斜を利用することで、水を押し出すポンプ等を使わずに発電し、運営コストを抑える仕組みだ。
同社リリースによれば、このプロジェクトが生み出せる電力量は、年間平均1,100MWh。経済産業省の調べを見ると、2014年の日本の平均電力使用量は1世帯あたり年間4,432kWh。日本の家庭にたとえるなら、250世帯が1年間に使う電力量をまかなえる計算になる。
試験がうまくいけば、いずれ世界中の水道管で電気を生み出せるようになるかもしれない。
Licensed material used with permission by Lucid Energy