ガスで発電!?「CB缶」を使った注目のアウトドアギアの最前線
お湯を沸かしたり灯りをともしたり、冬場は暖をとったりと、ガスを燃料とするアウトドアギアはキャンプにおいて欠かせない存在です。ガス缶には主に2種類あり、OD缶と呼ばれるドーム型のものと、CB缶と呼ばれる筒状のもの。アウトドアシーンではコンパクトなOD缶が重宝されがちですが、用途によってはCB缶も高いポテンシャルを発揮してくれます。ここでは、CB缶を使用するアイテムに焦点を当ててご紹介します。
耐荷重は脅威の20キロ!
重いダッチオーブンでも安心
キャンプメニューの定番となった、ダッチオーブンを用いたアウトドアクッキング。安定した火力を考慮すると、焚き火よりもガスコンロでの調理が理想ですが、肉厚な金属製のダッチオーブンはかなりの重量なので、通常の卓上コンロに乗せるのは危険……。
そこでオススメしたいのが、「岩谷産業」の「カセットフー タフまる」です。
このアイテムは、その名の通りタフな作りのカセットコンロで、本体は熱に強く頑丈なアルミダイキャスト製。荷重20kgまで耐えられるので、ダッチオーブンでの調理も安心です。
アタッシュケースタイプの専用ケースつきで、収納・持ち運びもアウトドアに適しています。
バーナーには火足が短く風の影響を受けにくい、多孔式バーナーを採用。空気を通しつつ外部からの風を防ぐ「ダブル防風ユニット」という風防を備えているので、屋外でも安定した火力を確保してくれます。
鍋物や煮込み料理にも対応するタフなカセットコンロは、アウトドアで楽しめるレシピの幅を大きく広げてくれそうです。
アウトドアや緊急時に最適!
カセットガスを使った発電機
CB缶は調理や照明のみならず、なんと電気を作ることだってできちゃうんです。
「Honda発電機」の「エネポ(EU9iGB)」があれば、本体に2本のガス缶を差し込んでエンジンを始動するだけで、外出先でも手軽に発電が可能。
アウトドアで家電を使ったり、スマホを充電したり、プロジェクターを持ち出して屋外シアターを楽しむこともできるのです。
本体には折り畳み式のハンドルと大型キャスターが搭載されているので、キャリーバッグのように軽々と移動させることが可能。
凹凸の少ない縦型のスリムなボディは、自動車のラゲッジスペースにも難なく収納できて、キャンプ場への持ち運びもスムーズです。
また、身近なCB缶を使って手軽に電気を起こせることから、アウトドアでのアクティビティのみならず、非常時への備えとしても非常に心強い存在。
自宅やオフィスに備えておくことで、いざというときにも活躍してくれること間違いなしです。