ビニールハウスのように太陽光で温まる「ぽかぽかエコハウス」(スウェーデン)
これは、スウェーデン・ストックホルムにある、林の中に建てられた家。1~2月は気温がマイナス2℃まで下がる寒い地域ですが、なんと大きな温室のなかに家を建てることで、太陽光によってポカポカになるエコハウスをつくってしまったのだとか!上の階なら、真冬でも暖房なしで室温を15〜20℃に保てます。いや〜スゴイ。
家の中に家があるという斬新なアイデアですが、もちろん機能面でも魅力的な部分がたくさんありました。
家を「温室」でカバー!
太陽光が当たって自然に暖まる仕組みの住宅。強化ガラスによってカバーされており雨風を防げます。
屋上には、遊び場も。外にいる感覚ですが、屋内なので道具を出しておいても天候で汚れる心配なし!それに…
ハーブ・野菜・フルーツが
スクスク育つ!
家全体がビニールハウスみたいなものですね。もちろん野菜の栽培にも◎。トマトやキュウリがよく育つそう。そのほかグレープの木やフルーツも。
「この家だと屋根が要らないのよね」
と語る家主。先に紹介した屋上も、もともとあった屋根を取り外してつくったものだそう。上を見上げるとこんな感じ。
とても開放感がありますよね。もちろん暖房器具が完全に要らなくなるわけではありませんが、特別な体験になることは間違いなさそう。家の中に庭がある感覚でしょうか。
寒い地域で暮らすときの「新しい選択肢」になりえるかも?
Licensed material used with permission by Kirsten Dirksen