3歳で白血病と診断された少年が、1167日後に完治の報告を聞いた瞬間。(動画)
2013年3月、ベンくんは3歳で前駆B細胞急性リンパ性白血病と診断されました。母親はインターネットで闘病の経過報告をしながら支援を募っていましたが、ついに完治。その喜びをみんなと分かち合いたいと思い、本人に治療が終わることを報告したときの様子をスマホで撮影したそうです。
Jukin Mediaの動画には、3年間続いた治療がもうすぐ終わると知らされたベンくんの姿が記録されています。その反応を見ると、喜びが伝わってきます。
母「ベーン?」。
ベン「何〜?」
母「何だと思う?」。
ベン「何?」
母「ニュースがあるの。昨日テストしたでしょ。その結果、がん細胞はどこにも見当たらなかったんだって。もう病気とはサヨナラ」。
兄「もう病院行かなくていいの?」
母「もう少しだけ治療は続けなきゃいけないけれど、あと30日で終わりだよ」。
ベン「やったー!」。
母「ベン。とうとうがんをやっつけたね」。
部屋に戻って大はしゃぎする兄弟。
その後、退院したあとの様子はFacebookに投稿されています。念願のキャンプにも行けたようです。Daily Mailにはキャシーさんのコメントが。
「わたしたち家族の生活は、がんで一変しました。姿勢はシンプルに、臨機応変で、勇敢であること。そして、ユーモアを失わずにいることが一番大切です」。
ブログによれば、2013年8月にベンくんは「死にたくない」と不安な気持ちを両親に伝えました。自分のことが、まるで寿命を終えようとしている老人かのように思えたそうです。疲労していました。
キャシーさんは「まだこれから100年生きる。病気が消えれば体は元気になるよ」。そう励ましました。そうすると、また元気と笑顔を取り戻したそうです。それから3年以上が経ち、願いがようやく叶った瞬間でした。
Licensed material used with permission by Jukin Media