「見知らぬ少年へ。息子と遊んでくれて、ありがとう」Facebookで感動を生んだメッセージ

科学博物館にいた、見知らぬ少年へあなたが誰か知りませんが、私の息子(Kaden)と遊んでくれて本当にありがとう。Kadenが床に落ちていたボールを拾えない時、助けてくれましたね。彼になんで歩けないの?とか変な体だね、なんて決して言わず遊んでくれました。Kadenは、あなたと同じように好奇心旺盛な男の子。いろんなことに挑戦したいのです。レバーを引くことができなかったKadenのために、代わりにやってくれてありがとう。この投稿をあなたは見てないかもしれませんが、あなたのような人が世界をよくしてくれるのです。ありがとう。

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この文章は、脊髄性筋萎縮症(以下SMA)を患うKaden君のお母さんがFacebookに投稿したもの。たちまち話題となり、25万いいね!、6万件近いシェアを生みました。
SMAとは、小児に起こる遺伝性の筋萎縮症。人によって症状はさまざまですが、全身の筋肉がうまく働かず歩けなくなる人もいます。このSMAですが、まだ治療法は確立していないとか。

Kaden君のお母さんは世界中のSMAの人たちに、自身のサイトで「心の強さは、筋肉よりもずっと強い。私たちが一緒になれば、SMAは治療できるはず」と言います。

どんなに困難なことでも一緒になれば解決できることはたくさんあります。Kaden君のお母さんが言うように、この“見知らぬ少年”ような人が増えてお互い助け合っていけば、世界はもっと幸せになるのかもしれませんね。

Licensed material used with permission by Kaden's Cure
Kaden's Cure Facebook

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。