刑期を終えた囚人たちの「歩む道」を、少年が教えてくれる。

ウクライナにある少年刑務所の壁に描かれたのは、飛行機を操縦する男の子の巨大なイラスト。自由気まま感じが、場所にそぐわないように思う人も多いかもしれません。

壁画には「罪を償いながらも人生の可能性を信じてほしい」という、大人たちの想いが込められているのです。

「希望」を乗せた空飛ぶ少年

刑務所には罪を犯した14歳から22歳の青少年が収容され、そのうち10代の受刑者が約40名いるそうです。懲役は短くて1ヶ月ほど、長い場合は8年ほど。

ただ刑期を終えるのではなく、日常生活に戻る前に希望が持てるようにと、ユニセフをはじめとする様々な団体が支援することになりました。彼らは、世界中で意味のある壁画を手がけるアーティストのMilloと一緒に、少年たちの「夢」を描くことを決意したのです。

想像力が「人生のカギ」となる

刑務所の新しいシンボルになった『Power of imagination』と名付けられた壁画。壁を眺める人々が飛行機の目的地をイメージして、たどり着いた答えが自分の人生の目的地になるのかもしれません。想像力が生きる助けになるとMilloは語っています。

人生を導く若きパイロットは、今日も少年たちの未来の可能性に向かって飛ぶのでしょうね。

Licensed material used with permission by Millo
高い壁で外界から囚人を遮断する刑務所。閉鎖的な空間をイメージしがちですが、スペイン北部のエル・ドゥエソにあるソレは少し違うよう。
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