「もしも、一つだけ願いが叶うとしたら?」がん患者と健康な人に、同じ質問をした結果・・・

「もしも一つだけ願いが叶うとしたら?」

これは、ある社会実験で使われた質問です。
壁で区切られた部屋に二人が座り、同じ質問に答えてもらいます。お互いにどういう人が隣に座っているかはわかりません。ただし、左側に座っている人はガンを患っている人です。

その答えの違いが、世界中で話題になっているのです。ここからは、2つの質問とそれを受けた回答を紹介していきます。

質問1
「もしも一つだけ願いが叶うとしたら、何をお願いしますか?」

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最初に答えるのは、右側に座っている健康な人たちです。

ギリシャの島を旅行したい!サハラ砂漠を旅したい。ゲームを作る会社を起業したい。試験に合格したい。

主に、仕事や旅に関する欲求が強いようです。しかし、左側に座っている人たちは違います。

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4人の子どもたちには、幸せな生活を送ってほしい。この世にあるすべての病気の治し方が、発見されること。一度だけでもいい。自分の足で歩いてみたい。

右に座っている人たちは、明らかに自分とはまったく違う答えに驚きを隠せません。

質問2
「あなたにとって幸せとは?」

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右側に座っている人たちの答えは、以下の通り。

音楽を聞いている時が最高に幸せ!試験の成績がよかった時は嬉しい。

 

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一方、左側にいる人たちは、もっと些細な日常の出来事に幸せに感じるようです。

毎朝起きて、妹の笑顔が見れること。私の人生で最も嬉しい時は、当たり前の小さなことに感謝できる時。娘たちが元気にしている姿を見ると、とても幸せ。お母さんが、私のことで心配にならないことが一番嬉しい。

そして、最後にそれぞれ自己紹介をします。

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私はクリスティーナ。12歳で、白血病を患っています。

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 私は14歳。マドリッドに住んでいます。私の右足はガンを患っています。

最後は壁を越えて二人が対面します。そしてこの動画は、最後にこう伝えています。

「私たちは、人生を失ってしまう状況にならないとその大切さに気づくことができない」「一つひとつのことを大切にすれば、その時が来た時にも受け入れられるはず」

明日死ぬかもしれないように、生きることの大切さを教えてくれるこの社会実験。実際の動画もチェックしてみてください。

Licensed material used with permission by dulcineastudios

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