健康について、5人中1人が医者ではなく「TikTok」に相談【調査結果】
処方箋の割引カードを発行している企業「CharityRx」が、アメリカの成人2,000人以上を対象に行ったアンケート結果を公開した。
驚くことに、5人に1人が健康に関して医者ではなく、「TikTok」に相談しているようだ。
アンケート調査の結果は、たくさんの人が健康に異常があると思ったら、病院に行く前にインターネットで情報収集をすることを示唆している。実際に、医者に相談する前にGoogleで症状を検索している人の割合は65%だ(Z世代は73%、ミレニアル世代は68%)。
また、YouTubeも重宝されている様子。
病院に行く前にYouTubeを視聴している人の割合は33%(Z世代は44%、ミレニアル世代は39%)。そして、TikTocの割合が20%前後(Z世代は33%、ミレニアル世代は26%)。
「CharityRx」の分析によれば、多くの人がインターネットの方が「素早く解決策を得られる」と考えているためだという。確かにスピードだけで切り取ればそうではあるのだが……当然ながら注意も必要だ。「CharityRx」は、しっかりと信頼できる情報を収集するように求めている。
こうした情報が明らかになると医療業界のDXに乗り出す人も多そうだが……どのような変化が起きるのだろうか?
Reference: The Shifting Role of Influence and Authority in the Rx Drug & Health Supplement Market / CharityRx
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