「一人外食は淋しい」と思うか。一人外食に関する調査結果
ぐるなびが運営する「ぐるなびリサーチ部」が、“一人外食”に関する調査結果を発表した。
この調査は、全国20代から60代のぐるなび会員1,300名を対象に実施されたもので、現代人における「ソロ活」としての外食の実態が明らかになっている。
ランチは6割、ディナーは4割が月に1回以上一人で外食
一人外食の頻度について尋ねたところ、ランチでは6割弱、ディナーでは4割が、月に1回以上一人で外食をしていることがわかった。
特に女性は、ディナーでの一人外食は「ほとんどない」と回答した人が半数を占め、夜の時間帯にはまだハードルがあることがうかがえる。
実際に、一人外食に抵抗があるかという問いに対しても、ランチでは2割にとどまったが、ディナーでは4割弱が抵抗を感じると回答した。

© 株式会社ぐるなび

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「淋しそう」と思わない人は8割超。
外食における「ソロ活」が定着か
一方で、他人が一人で外食している姿を見ても「淋しそうとは思わない」と回答した人は84%に上り、外食における「ソロ活」が、心理的にも社会的に定着しつつあることが示された。
一人で外食に行きやすい業態としては、「立ち食いそば、うどん」「牛丼」「ラーメン」が7割以上と高く、気軽に食事ができる店が選ばれる傾向にある。
女性が男性を唯一上回ったのは「スイーツ」で、甘いものを一人で楽しむスタイルは、女性にとって抵抗が少ないようだ。

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自分のペースで食事できるのが魅力、シェアできないのが悩み
一人外食の良い点としては、「自分のペースで食事ができる」「自分の好きな店に行ける」「自分の好きなメニューを注文できる」がトップ3にランクイン。
気兼ねなく食事を楽しめることが、最大の魅力と捉えられている。
反対に、困ることとしては「色々な料理を少しずつ食べることができない」が3割強で最多となり、一人向けのメニューの充実を求める声が背景にあると見られる。

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