外食大手「すかいらーくグループ」が全店で24時間営業を「廃止」
「ガスト」や「バーミヤン」、「ジョナサン」で知られる「すかいらーくホールディングス」が働き方改革の一環として、24時間営業を全店廃止すると発表した。
同社は、ファミリーレストランの先駆けとして1972年から24時間営業をスタート。しかし、ここ数年で消費者のライフスタイルや従業員の働き方が時代とともに大きく変化。営業時間の見直しを何度も繰り返してきた。
今後は、女性やシニアが活躍できる社会の実現を目指すという同社。従業員の健康に配慮した職場環境づくりが、結果的に利用客へ最高の店舗体験を提供できることにつながると考えているとのこと。
背景には“深刻な人手不足”があるという今回の発表。外食業界最大手が踏み切ったこの決断によって、ほかのファミリーレストランでも「脱24時間」の動きが進みそうだ。
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