「職場でも音楽を聴くべき」というWantedlyの新たな提案

7月9日から、ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーが、名刺管理アプリ「Wantedly People」の400万ユーザー突破を記念し、聴けば仕事に集中しやすくなる音楽“ENERGY MUSIC”の開発を行うプロジェクト「ENERGY MUSIC PROJECT」を進行中だ。

「仕事中に音楽を聴いてはいけない」。ウォンテッドリーはそんな常識に疑問を持ち、集中するための方法のひとつとして音楽の可能性に注目している。

7月22日に、集中力研究の第一人者・井上一鷹さん、集中力に寄与する五感研究の第一人者・柳川舞さん、プロジェクト立案者のウォンテッドリーCEO・仲暁子さん、そして音楽制作を担当するm-floが集まって公開実験をおこなったところ、4人中3人の集中力が上がっていることが確認されたとのこと。

この結果をもとに、それぞれが専門的な視点から集中へと導く音楽について話し合い、「自然な環境音を取り入れることで集中を促す」「音楽によって理想のワークスペースへワープさせる」という制作方針を決定。8月1日、特設サイトとYouTubeでテスト音楽「m-flo実験中」の配信を開始した。

m-floの☆Taku Takahashiさんは、テスト音楽についてこうコメントしている。

「懐かしさを感じるミドルスクールヒップホップをベースに、ドラムンベースに転調するところは集中への着火をイメージしました」

完成時期は明らかにされていないが、音楽の有効性が認められれば、これまでの職場での常識が変わるかもしれない。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。