with/afterコロナ時代は路上や駐車場でもレストラン営業が可能に?

今月初旬、ニューヨーク市のデブラシオ市長は、路上や駐車場のスペースを活用しての飲食店の営業を許可する旨のイニシアチブを発表した。

3月からロックダウンが続いていたニューヨーク市は、6月8日からフェーズ1に入り、建設業や農林水産業、一部の小売業などで営業が認可されている状況。

飲食店の営業については、屋外席テイクアウトデリバリーに限り、一段階の緩和となるフェーズ2に移行した7月上旬にも再開される見込みだ。屋外スペースを活用しての営業再開は、約3ヵ月にわたって通常営業を停止していたレストランやフードサービスにとって、巻き返しのチャンスとポジティブな意見も挙がっている。

日本でも、6月5日には「国土交通省」が新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店などの支援のため、路上利用に伴う道路占用を緩和する旨の緊急措置を発表した。

衛生面、安全面の課題があることは想像に難くないが、飲食店にとっても、利用者にとっても、外食の選択肢が増えることは明るいニュースである。各地でアップデートされるwith/afterコロナ時代の飲食店のあり方について、今後も注視していきたい。

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