ダンボール製『1人映画館』が遂に商品化へ!(笑)
いきなりですが、問題です。
ここに一枚の写真があります。写っているのは、ダンボール箱に頭を突っ込み、寝転んでいる一人の男性。さて、あなたは彼の目的がわかるでしょうか?
真っ暗な状態で音を遮断し、安眠を求めている?ダンボール箱の中にアロマオイルの香りを充満させて匂いを楽しんでいる?
残念ながらどちらも不正解です。「じゃあ、一体何してるのよ!」と思った人のために、彼が見ている景色を紹介します。
そうです。彼は「映画鑑賞中」なのでした。よく見ると、映画館の雰囲気を表現するために用意された“観客”の姿もありますね。
とはいえ、こう言われてもまだピンとこない人もいるかもしれません。さらに詳しく説明するために別の写真を見てみましょう。ダンボール上面のスペースにスマホをはめて、バンドで固定しているのがわかります。
実はコレ、今年設立されたばかりの企業LUCY ALTER DESIGNが「1人映画館」を実現すべく製作した非常に真面目なプロダクト。プロの設計士と共に開発し、ダンボールを高いクオリティまで昇華させた、その名も『SOLO THEATER』(ソロシアター)です。
同社はこれまでにないアプローチでものづくりに挑戦するファブレスメーカー。日本の歴史と実績あるものづくり技術に、デザインとインターネットの考え方を掛けあわせて新しいプロダクトを開発しています。
組み立ては道具不要の超簡単設計。フタを被せてマジックテープで止めるだけです。
あとは動画の再生ボタンを押し、頭から被ればあなただけの映画館の完成。これさえあればいろいろなシーンで自分だけの空間に閉じこもれます。
たとえば、木漏れ日の中で。
もしくは、
鳩の隣で。
はたまた階段の途中でも。
でも、「これなら自分で作れるんじゃない?」と侮ってはいけません。自作のものと大きく異なるのは、次の3点です。
①収納できる!
専用収納ケースが付属します。使わない時はたたんで押入れにしまえます。
2. 遮光性抜群!
通常のダンボールは茶色ですが、『SOLO THEATER』では、裏側が真っ黒なダンボールを使用。光を吸収し、段違いの暗闇を実現しています。
3. 汎用性が高い!
アタッチメントを付け替えるだけで、iPhone5 / 5S、iPhone6、iPad Air、iPad miniの4サイズのスクリーンに対応します。
ちなみに、『SOLO THEATER』はクラウドファンディングサイト「Makuake」で資金を募っている製品ですが、すでに目標金額を達成している模様。早割特別価格分は売り切れとなっており、現在は3,240円から購入が可能です。
お手頃価格なので、あなたもぜひ試してみては!?
Licensed material used with permission by Makuake