心臓の健康状態が適切な人、わずか7％らしい……【研究結果】

先に断っておくと、こちらアメリカの話ではあるが、他人事と思わずに読んでほしい。

なんと、心臓の健康状態が適切な大人は、わずか7％しかいないらしい——。

医学誌『Journal of the American College of Cardiology』に掲載された研究結果によると、アメリカ人の約93％は心臓と代謝の状態が適切ではないとのこと。つまり、血糖値や血圧、コレステロールなどに問題があるんだとか。

主な原因は太り過ぎや肥満で、なんとアメリカ人の4人に3人はBMI値が正常ではないらしい。

なお、心臓の健康状態は教育レベルや人種によって偏りがあるとのこと。低学歴で心臓の状態が適切な人は5％しかいないのに対し、高学歴の場合は10％なんだとか。

また、白人は心臓の健康を維持できている人が少し増加している一方、黒人やメキシコ系アメリカ人などはリスクを抱えている人が多いとも。

繰り返しになるが、これは日本から1万kmも離れた場所の話。だが、日本人の食生活は欧米化していることもあることを思うと、決して対岸の火事ではないはずだ——。