若さと健康をキープしたいなら、水を飲みましょう【研究結果】
老化防止薬は、じつは身近にあるのかもしれない——。
「アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health)」の研究によると、適切な水分補給は老化を遅らせる可能性があるらしい。また、慢性疾患の発症や早期死亡のリスクの低減も見込めるという。
今回の研究では、血清ナトリウム濃度を調査したらしい。というのは、体内の水分量が減ると、血清ナトリウムの濃度は高くなるからだ。
1万人以上を対象に調査したところ、血清ナトリウム濃度が高い人は老化が早く、慢性疾患を発症する可能性も高かったとのこと。
一方で、濃度の低い人、つまり体内水分量が多い人は、健康面に問題が生じる可能性は低かったという。
では、毎日どれくらいの水を飲めばいいのか。「全米医学アカデミー(National Academy of Medicine)」によると、女性は2.7L、男性は3.7Lらしい。
フルーツや野菜、スープなども含めて上記の量に達すればよいそうだが……なかなか多い。
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