犬を飼っているだけで、私たちは長生きできるらしい。

犬って、触れ合うだけでも元気になれますよね。あのハッピーになる感覚は、ドッグセラピーとしても応用されているワケで。

スウェーデンの研究によって証明されたことは、愛犬家の方に知って欲しい。ライタープロフィールに「犬を飼っている」と書くくらい愛情があるCaralynn Lippoさんが、その結果を「Little Things」の記事にまとめているので、どうぞ。

犬を飼うことで
病気のリスクがグッと下がる

動物が好きな人に朗報です。犬を飼うことは、特定の病気にかかるリスクを減らしてくれるそう。

2017年11月17日、「Scientific Reports」に掲載された研究では、スウェーデンでひとり暮らしをする、40〜80歳の340万人を調査しました。「BBC」によれば、スウェーデンでは、「ある人が病院に行った回数」と「犬を飼っている人」を記録しているのだとか。だから、研究者は2001年から2012年の膨大なデータから、この2つの関係性を研究することができたようです。

そして、分かったのが、犬を飼っている人は33%も死亡率が低く、心血管疾患などによる死のリスクも36%低いということ。心臓発作になる確率は、11%も減少しているそう。

ちなみに、ひとり暮らしでなくても、犬を飼っている人は、程度は低いけど同じような効果がありました。

研究をリードしたMwenya Mubangaさんは、こう言っています。

「通常なら、ひとり暮らしの人は、パートナーや家族と生活している人よりも、病気のリスクが高いと言われます。だから、今回の結果は非常に興味深いものです」

また、研究では、もともと狩りをするときに活躍していた犬種(テリアやレトリバー、ハウンドなど)を飼っている人が1番効果があった、ということも分かっています。でも、なぜ?という部分までは解明できていないそう。

犬を飼うことで散歩などの運動が増えるし、他の人との関わりが多くなることも影響している可能性も。また、犬に付着するバクテリアなどが、自然とあなたの免疫システムを強化しているのかもしれません。

Licensed material used with permission by LittleThings
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