「飲む点滴・甘酒」玄米でつくれば、さらに効果UP!
体の芯から冷え込むような、本格的な冬がやってきました。そんな季節を風邪知らずで乗り切るために、ぜひ取り入れたいのが今注目の「甘酒」です。それもフツーの甘酒ではなく、玄米からつくるもの。美容にうれしい成分を手軽に、たっぷりとれる女性にオススメなホットドリンクですよ。
甘酒は、“飲む点滴”
冷え性の改善、美肌、疲労回復などに効果があるといわれているのは、甘酒に含まれる豊富なビタミンやミネラルによるもの。また、麹に含まれるピオチンという成分が、皮膚や粘膜の健康維持に役立つそうです。
こうしたうれしい効果から、最近では“飲む点滴”なんてキャッチフレーズで呼ばれるほどに。
玄米+麹のチカラ
ところで、甘酒は白米と麹でつくるのが一般的。ですが、これを玄米に変えることでさらなるうれしい効果が期待できます。
玄米の豊富な食物繊維が、腸の健康維持を助け、胚芽に含まれるビタミンEの抗酸化作用による生活習慣病の予防も期待されています。
<つくり方>
玄米(1/2合)を洗ってひたひたの水に浸け、冷蔵庫に一晩おいたら水を切り、炊飯器にいれて水をおかゆの線まで注いで炊いていきます。粗熱が取れたらミキサーで米の粒が少し残る程度にまで混ぜ合わせます。玄米の粒をつぶすことで、発酵を促します。再び炊飯器に戻し入れて、米麹(150g)を加えて混ぜ合わせます。
炊飯器のフタを開けたままでふきんをかぶせ、保温スイッチを押して10時間程度おきます。発酵が進みやすいよう、できれば3時間ごとに混ぜ、最後に全体を混ぜ合わせて煮沸消毒した保存容器に移して冷蔵庫で保管しましょう。
食べてみて、濃厚な甘みがあれば完成の目安。3日くらいを目安に飲みきりましょう。甘酒の粒がきになる人は、ミキサーで混ぜてなめらかにすると、もっと口当たりが良くなります。
飲むときは、甘酒1:水1.5。冷たいまま飲んでもおいしいですよ。